生まれてはじめての大相撲,,,とても面白く勉強になりました。
大相撲夏巡業のいわき場所は10日、いわき市総合体育館で開かれた。同市での巡業は8年ぶり。福島市出身の前頭2枚目若元春ら本県出身の4人を含む約100人の力士が参加し、迫力ある取組に約3500人の観客が見入った。
開館から多くの観客が詰めかけた公開稽古では、本県出身力士が呼び出しに名前を告げられると、拍手と歓声が会場に響き渡った。 横綱土俵入りでは、名古屋場所で3場所ぶり10度目の優勝を果たした横綱照ノ富士が力強い四股踏みを披露し、会場を盛り上げた。その後の取組に入ると観客は、力士の名前が入ったタオルやうちわなどを掲げながら土俵にさらに熱い視線を送っていた。
初っ切りとは、相撲の禁じ手をコント仕立てで見せてくれます。
幕下以下の力士二人と行司が土俵に上がり、取組を行いながら普段の本場所では見られないプロレス技を出したり、相手を蹴ったり、あるいは小道具のスリッパや一斗缶などで相手を叩いたり、といったパフォーマンスを繰り広げます。
また、土俵で寄り合いをしながらいつの間にか社交ダンスのように踊ってみたり、仕切り線の近くに2人の力士が近づいて「おい!近いだろ!」などどツッコミを入れたり、カゴごと塩を撒いたりなど、力士はやりたい放題に土俵で暴れまわります。
力士や行司だけでなく、土俵近くで見ているお客さんも大量の塩を力士が観客席に撒いたり、蹴られて土俵下に大げさに転がった力士がやってきたりと初っ切りに巻き込まれることもあります。
初っ切りにはもちろんネタ合わせがあり、力士同士が息の合った動きを見せないと面白味が半減してしまうので、かなりの練習が必要となります。
また、体を張った動きが多いためか、初っ切りを務めた力士は大成しない、というジンクスがあります。
総合体育館内の土俵
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