先日くいしばりについて
書かせて頂きました。

が、ここ連日
来院される患者さんに
同じ質問を受けたので
補記しますね。

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口腔粘膜(ほっぺたの内側)に
・ボコボコしたものがある。
・白い筋(線のようなもの)がある。
これは大丈夫なのか(?_?)

このような状態の方、結構見かけます。
結論から言うと
くいしばりによる圧痕(あっこん)です。
上下噛んだ状態でくいしばりをして
ほっぺたに力が入っていると
歯が粘膜に押し付けられるので
ほっぺたの内側に痕がついてしまうのです。
少しくらいの筋であれば
そんなに気にならないと思いますが
ボコボコしていると
歯ブラシがしにくかったり
うっかり噛んでしまうと
また噛んでしまうという
惡循環になります。

また、舌癖やくいしばりによる押し付けで
舌に歯の痕が付く方もいます。

(舌のむくみによって
歯の跡が付く方もいるようですが
歯科の立場からの理由です)

結局、前回と同様で
くいしばらないように意識したり
場合によっては
マウスピースを入れることで
緩和されることもありますが
舌癖は長年のくせなので
なかなか難しいところですね。

そして前回書かせて頂きましたが
唇を閉じた状態で
歯と歯が接触せずリラックスした状態が
理想ですが
付箋に書いて貼って認知する!の他に
鼻歌を歌いながら
家事などされると
自然とリラックスして
接触しない状態になるので
おすすめしてますよ。

参考までに✨️