先日、岡田直子さんの
「自分だけの文章」書き方講座(初級編)を
受講させて頂いた時に
ご一緒した
美紀さんのブログを読ませて頂き
長年、歯科にたずさわる者として
近年感じていることを書かせて頂きますね。



くいしばりや歯ぎしり
TCH(歯列接触癖)など
力が歯や顎に加わることによって
そこからいろいろな症状が出るのですが
以前から顎関節症の方が
来院されることはありました。

でもここ数年、○○○騒動辺りから
顎関節症や知覚過敏で悩んで来院される方が
かなり増えたように思います。
うちのDr.がよく話すのは真面目な方が
多いということ。

誰でもストレスを感じれば無意識で
くいしばったりしますよね。
また、パソコン(PC)など
下を向いて集中して作業すると
顎がロックされ
くいしばりしやすくなります。

人によってくいしばり等による
力のかかり具合が違うのですが
力が強い方は
歯に目に見えないクラック(ひび)が
入ったりして
そのことが原因でしみてしょうがないと
(目に見えなければ
原因もわかりにくいですよね)
来院される方もしばしば。

クラックだけならまだしも
そこから見えてる部分(歯冠)破折なら
残せる可能性があっても
見えない部分(歯根)破折になってしまうと
抜歯する可能性が出てきます。
(ひびが入って
すぐに破折するわけではありませんが)

くいしばりや歯ぎしり顎関節などの
緩和治療として
マウスピースを入れることが多いのですが
ハードタイプとソフトタイプがあり
こちらも人によって入れるものが違います。
Dr.の考え方によっても変わります。
(型どりをして
自分専用のマウスピースを作ります)
だいたいマウスピースの厚みは
2~3㎜ですが
あまりに力が強い方は1カ月しないうちに
穴があく方もいます。


力が加わることで歯の周りの骨が落ち
(他にも原因がありますが)
知覚過敏になる方もいらっしゃいます。
知覚過敏の方は
しみ止めを塗ったり
場合によっては
根元を歯に近い色の樹脂(レジン)で詰めたり
マウスピースを作ることもあります。


そしてもう1つすすめているのが
認知行動です。

人は眠っている間、
無意識化で多かれ少なかれ
くいしばりや歯ぎしりをしています。
朝起きた時に顎が痛いとかだるいとかは
そのことが原因であることが多いのです。

ですから起きている間に(意識がある)
くいしばりや歯ぎしりをしないようにする
意識をしていくことがいいそうです。

例えばPCを使う仕事をされている方は
「かみしめない!」など
付箋に書いて目に付く所に貼っておく。
何かをしていても(家事など)
目に付く所に貼っておくと
そこでハッとして歯と歯の間をあけて
接触しないように意識をするようになる。
そうすると眠っている無意識化でも
やらなくなる。
完全にやめるわけではありませんが
昼間意識するだけでも違うそうですよ。

また、くいしばりによって
骨隆起ができる方もいます。
人によってこの骨隆起も
できる場所が違います。

いっときある芸能人の方が舌がんになり
話題になっていたので
私も舌がんではないか!と心配されて
骨隆起で来院される方もいました。(今も)

あまりにも力が強いため
歯や顎を守るために
骨が肥大し盛り上がってくると
言われていますが
正確な原因はわかっていないようです。


くいしばりや歯ぎしり、TCHを
するからと言っても
すべての方がそれらの症状が
出るわけでもありませんが
気になる方はお近くの歯科医院へ
ご相談して頂けると安心かと思います。

美紀さんのスピリチュアルの面からの視点が
とても興味深く
リプログさせて頂きました。

美紀さん、
ありがとうございます。



必要な方に届きますように✨️