1月に観た映画。シネコンでは上映しないタイプの作品だけど、クリスチャンが比較的多い沖縄で、米軍基地に面してる北谷町という土地ならでは、かなと。
全米の大学で実際に起きた、信教をめぐる訴訟や裁判から構想を得て製作した映画らしい。エンドロールで紹介する訴訟の数に、アメリカ合衆国という国と宗教の繋がりが分かる。
感想を観ると、キリスト教のプロパガンダだとか批判的な反応もあるけど、合衆国の建国理念と照らし合わせると、こういうクリスチャンの為の世界観の作品って”当たり前”なんじゃないかな。信仰心の強いクリスチャン学生vs無神論者の哲学教授という触れ込みだが、いずれかといえば、保守クリスチャンと現代的アメリカ人対立構造という印象。その周りに出てくるのが、ムスリム家庭に育つ少女や、中国上流階級出身の留学生。その父親たちとの関係性を背景にある宗教を考えながら観ると面白い。意外と「高校倫理」の教材として使えそうな作品かも⁉︎
「神の存在証明」をプレゼンすることになったジョッシュの論理の内容を吟味するには私は不勉強だけど、新入生に対し難題を強要したり、恫喝したりする教授がやり込められるシーンはスカッとするね!
音楽が結構好みで、映画館を出た後にすぐiTunesでサウンドトラックを購入しちゃったのでした。
【あらすじ】
大学に入学したジョシュ・ウィートン(シェーン・ハーパー)は、ニーチェ、カミュ、フロイト、チョムスキーなど、無神論者を信奉する哲学クラスのラディソン教授(ケヴィン・ソルボ)に信仰心を試されることになる。授業の初日から、神の存在を否定する宣言書を提出するよう生徒に強要するラディソン。単位を落としたくない生徒たちは、言われた通りに書いて提出するが、どうしても受け入れることが出来ないジョシュはこれを拒否。そんなジョシュに“ならば神の存在を全生徒の前で証明しろ”とラディソンが迫る。追いつめられたジョシュは、信仰心と自分の将来、どちらを取るかの選択を迫られることになる……。19世紀、哲学者ニーチェが著作『悦ばしき知識』で“神は死んだ”と宣言して200年以上。果たしてジョシュは、神の存在を証明出来るのだろうか……?