大好きな監督バズ・ラーマンと、我が青春のアイドル、レオナルド・ディカプリオが再びタッグを組んだのが、F・スコット・フィッツジェラルドの長編小説「グレート・ギャツビー」の映画化。
バズと美術担当のキャサリン夫妻の創り出す豪華絢爛なカラフルな映像美!もう大好きな世界観満載!ヽ(ゝД・*)ノ
随所に『ムーランルージュ』を彷彿させるのは、トビー・マグワイア演じるニックが過去を回想し、小説を書くという設定故か、派手なパーティーの後の微睡みシーンまで出てくるせいかしら⁉
あと脇役ながら、魅力的な眼に惹きつけられるヒロインの女友達を演じるエリザベス・デビッキとか、マフラー巻いてる音楽家とかも“類似点”ありあり。
謎めいた大富豪ギャツビーの正体を探ろう、明かされようとする度に浮き出てくる“光と影”が、レオの表現で段々変化してくるのがまた素晴らしい。ニックとの初対面の笑顔が何か含んでる感じで、ニックが語るような「最上級の笑顔」には見えなかったことに「ああっ、レオも貫禄が付きすぎたな……」と恋も覚めたと思ったのに、その後のデイジーとの再会に動揺する可愛らしさとか、最期ニックの最期の賛辞に応えたまっさらな笑顔とかが魅力的で。ああっ!やっぱりギャツビーを華麗なる人物に仕立て上げるには、彼の演技力は必要だったのだな!と痛感。
野心家で、夢の実現に向けて上昇を続けたギャツビーを、純粋で愛に生きる人物として魅力的に描いたバズ・ラーマンのアレンジも効果的だった!
スピーディーなストーリー展開も、最後にはモラルが無いと世間に見捨てられる悲しさが浮き出てて。“真実を知る”ニックだけが悼み、冷静に周りの騒ぎを見つめ続けた結果、最後にタイトルに書き加えた“The great”が印象的だった。
それにしても、トビー・マグワイアの語り部は素晴らしいなぁ!
【あらすじ】
1920年代。ジャズと禁酒法の時代。アメリカン・ドリームを追い求め、故郷の中西部からニューヨークへとやって来た作家志望のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は、宮殿のような豪邸で毎夜豪華絢爛なパーティーを開く謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)の隣に居を構える。港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジー(キャリー・マリガン)とその夫で女好きのトム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)が住む邸宅があった。そんなある日、ニックはギャツビーから彼の生い立ちを打ち明けられる。裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮らしを送った後、戦争で数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身だという。だがそんな出来すぎた話に、ニックは「ギャツビーは何かを隠している」と直感する。やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そしてデイジーとの禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていくのだった……。(Movie Walkerより)
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