少しの不便と生きている実感 | Aya Style ~彩りある毎日へのヒント~

Aya Style ~彩りある毎日へのヒント~

マナー講師 そして
声の学校 Breavo-para インストラクター
として活動する 山室彩が
日々の生活の中で
見たり、聴いたり、感じたりしたことを
独自の視点を通して、
『彩りある毎日へのヒント』として
皆さまにお伝えしてまいります。

こんにちは。山室彩です。

今日も青空が美しい名古屋です。

(車の中から撮ったので、携帯のカメラ部分が反射しています。)



最近facebookで、中国・広州に関連する投稿や、日本での美味しそうな飲茶の写真の投稿を立て続けに見て、広州に戻りたい熱が上がって来ています。

なぜか我が家の3歳児も、赤ちゃんの頃にいた中国に行って見たい!と熱く語っております。


広州に住んでいた4年間は、本当に楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。
日本から来た友人にも、日本にいる時よりもイキイキしていると言われました。(笑)

温暖な気候や、適当のんびりなところ、食事が美味しいこと、が私に合っていたといえばそれまでですが、私なりにその理由をずっと考えてきました。

そして、思い当たる1つは、


「ちゃんと暮らしている」という達成感


かな、と思っています。


楽しいとは言え、日本と比べれば不便な事の多い生活。



安全そうな食材を探して、少し遠くのスーパーまで行ってみる


不自由な言葉で、理不尽に対してNOを言ってみる

一日中家で日本のテレビを観てだらけた日だって、お米を研ぐ時は、ウォーターサーバからちょろちょろと水を汲む


毎日、何かしらの不便を乗り越えることで、小さな(時に大きな)達成感を感じていたのだと思います。


日本での生活は本当に恵まれていて、便利で、なんの不自由もない。


(自動化、IT化みたいな面では中国の方が進んでいることも多いですので、ある意味便利です。「異国で暮らす」が産み出す不便さが大きかった、という事ですね。)


だからその分、自ら不便を創り出さないと生きている実感、日々の達成感を感じづらい。


その不便が、いわゆる「手を動かす」「手間をかける」という事なんだと思います。


わざわざ非効率を求める必要はないけれど、
毎日の生活の中で、実際に手を動かして、小さな達成感を積み重ねることが、充実した毎日を送る秘訣だと思う。

というお話でした。



身体を動かそう!





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次回の名古屋体験レッスン
2018年12月9日(日)15:30~18:30
http://www.breavo-para.com/class/nagoya/