週末、「寄席」に行ってきました。
チケをいただいたのでね。
記憶にあるのは、中学か高校の時に学校行事として聞きに行ったことがあるくらいで、その頃はまじめに参加してなかったこともあり←、今回が初めてと言ってもいいかな。
面白かった~。けど、早口過ぎて聞き取れないこともあった~ 笑
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イシュトバーン大聖堂の後は、もうひとつの教会・マーチャーシュ教会の見学です。
教会のハシゴじゃ。笑
ドナウ川クルーズの時は気がつかなかったけど、右端のとんがった塔があるところ。
これがマーチャーシュ教会でした。
なんか工事してるみたいで、クレーンがつや消しだなーって思ってたんだよな。
さてそのマーチャーシュ教会、ブダ王宮の丘の上にあります。
ここは観光バスが入れないため、我らは市バスに乗っていきます。
市バス、思ってたよりもちっちゃくて、15人もの我らツアー客が乗るとパンパンでした。
教会真ん前で下車。
まずは「漁夫の砦」から見学です。
むかしむかし、この場所に魚市場があったことに因んで「漁夫の砦」というらしいが、なんだかディズニーのお城みたいなメルヒェン~な感じ。
丘の上にあるから、ここからの景色がよい眺め。
日中の国会議事堂も美しき
くさり橋もちらりと見えた。
ここにもいらしたわよ~
イシュトバーン1世。相変わらずイケメンで。(だからしつこい)
さてさて、マーチャーシュ教会に目を向けますと、
正式名称は聖母マリア教会。
11世紀、元々イシュトバーン1世が建てた教会がこの教会の起源とのこと。だから横にイケメンイシュトバーン像があるのかしらね。
時は巡りまして、15世紀。時の王・マーチャーシュ王が命じて大改築が行われてからマーチャーシュ教会と呼ばれるようになったそう。
屋根がこれまた可愛らしい。
ウィーンのシュテファン大聖堂と同じ屋根瓦だそう(ジョルナイ製)。
はっっ
手前の塔の先っぽ!
ショプロンで見た指輪を咥えたカラスじゃないか!
黒いカラスはマーチャーシュ王の出身家・フニャディ家の紋章なんだって。
なるほどなるほど~マーチャーシュ王に所縁のある教会だからカラスがいるのね~
(じゃあショプロンのレストランのカラスは…?ワカラナイ)
外観はこれくらににして、入場しましょう。
おおこれはこれは。
壁も天上もそれから地面まで、なんだかとても賑やか!
16世紀半ば、ハンガリーはオスマン帝国に攻め入られて占領されてしまうのでした。故にキリスト教会はイスラム教モスクにとって代わり、教会内もイスラム色に一変。
しかし17世紀後半にオスマンをやっつけて再びキリスト教会に戻る、という歴史があるそうです(大雑把すぎる)。
というわけで、教会内部はイスラム教装飾とキリスト教装飾が同居した不思議空間となったのでした。
中央祭壇にはマリアさまがいて背後のステンドグラスもキリスト教の絵柄。
だけど柱などはイスラムの模様。
こういった教会はたいそう貴重で、世界に数か所しかないって。
あースペインのアルハンブラ宮殿とか!(行ったことないけど)
そしてこの教会、シシィことエリザベート皇妃が夫(フランツヨーゼフ)と共にハンガリー国王・王妃として戴冠式を行った教会、ということで、当時招待されたハンガリー各州の国旗が掲げられてました。いやさすがにレプリカだと思うけどね。
戴冠式が行われたのは、日本だと大政奉還の年。えー1867年だ。
そういえば、ウィーンのシシィ博物館にこの戴冠式で着用したというドレスが展示されていたなぁ。
撮影禁止だったからお見せ出来なくて残念だわ。→ちょちょいとググればすぐでてくるけど。
156年前、あのドレスを着てここにいたのねぇ。なんだろう、ちょっと実感わくというかなんというか。
話変わりまして、
この教会にはハンガリー王ベーラ3世(と王妃)のお墓がありました。
これがお墓の目印。
墓=外にある、ってアタマがあったからなんだか驚き。
いやそういわれるとうちだって墓じゃなくて納骨堂だった。思い切り室内じゃん。笑
この王様、もとは別の場所で眠っていたらしいが、発掘調査の結果、この遺骨はベーラ3世だ!とすぐわかったそう。
なぜなら、ベーラ3世はすごーく背が高かったから(背が高いって文献が残ってる)。2m近くあったらしい。
石櫃も等身大の王様と王妃…だけどなぜに横から撮らなかったのか。
これでは身長差がわからないではないか。
あたしのバカバカバカバカ
マーチャーシュ教会、駆け足だったけど見ごたえありました。
時間をかけてもう一度見学したいな。できれば専用のガイドをつけて。そしてそのガイドはジョージさんがいい。
あぁ実現しそうにないわ。笑
つづく。