2011年3月11日

 この日 私は仕事であんなに揺れたデスクで上司が全員に向かってなんでお前ら仕事をしないんだよと怒鳴られながら必死に作業を続けていました

 私の仕事は窓口業務のレアケースを電話で受ける仕事で机の下に入っても受け答えをし続けていました

 本社から避難指示がようやく出て近くの小学校の校庭に行き、勤務時間までは帰れない指示待ちの業務運行でした

 電車は動いてなく歩けるところまで歩き3万歩も歩きました


 家に着いたのは渋滞する歩くより遅い車で迎えにきた家族の車でやはり歩くより遅いスピードで翌朝でした 幸い土曜日で勤務はなくホッとしたのを思い出しました







 林部智史さんがデビューしたのは2016年2月24日


 その年の10月10日にTBSテレビのニュースで岩手県陸前高田市の漂流ポストの横で名前は出ずにほんの少しの間、あいたいを全身で熱唱する林部智史さんが映りました

 




 記事によると歌ったのは『あいたい』『だきしめたい』

 カフェ『森の小舎』店主の赤川さんの依頼でカフェの前にあるポストのそばで歌ってほしいと依頼され、林部さんは快諾してくれたそうです

 

 集まった遺族の前で歌い、遺族のリクエストで故人が好きだった石原裕次郎さんの『わが人生に悔いなし』も歌ってくれたそうです


 あいたい

歌:林部智史 作詞:林部智史 作曲:七海光 編曲:坂本昌之

発売日:2016/02/24



 だきしめたい

歌:林部智史 作詞:林部智史 作曲:谷真人 編曲:坂本昌之

発売日:2017/06/28



 わが人生に悔いなし
歌:石原裕次郎 作詞:なかにし礼 作曲:加藤登紀子
発売日:2009/12/16



なかにし礼さん



 林部さんが歌う『あいたい』『だきしめたい』という言葉が漂流ポストに投函される手紙に綴られていると森川さんのお話しでした


 




 2024年3月2日、石川県では林部さんができることをチャリティーコンサートという形にして精一杯の優しさを届けてくれました







 石川県で被災した人たちに贈った曲『生きること』←どのように書くのかは不明ですが、

 素晴らしい素晴らしい曲です


 言葉にできない素直そのままのスキャットはどこに言っても歌い続けてほしいです


 万能ではない言葉や理論じゃない声という音で言語を超えた魂を慰める音色が林部さんの声にはあります

 今回のこの言語でない林部さんの音色は誰もが感じる林部さんの新しい世界です✨






 クミコさんが林部さんと一緒である番組の収録をして





 ずいぶんと立派になられた気がし、自信と落ち着きが内側に満ちていると

 オリジナル曲は「間」のある歌←(新曲かなぁ)

 短いけれど、言葉の一つ一つが、羽根が生えたように空中に、若さの脆さとはかなさを内包しその向こうに、滅びゆくものの存在も見せてる
若者にしか表せない束の間の春のような歌を林部さんは歌えるとクミコさん





 私はここ最近、今までよりも新しい林部さんを見ているので8thに向けて♾️の林部さんらしく、昨日のラジ音でベートーヴェン作曲のエリーゼのためにを編曲したような新しい感覚の曲を聴きたいです

 シューベルトの曲を編曲したのも聴きたいです


 去年の春夏ツアーはショパンに寄せて素晴らしい演奏でした


 カバー曲も私たちからリクエストを募って林部さんに歌ってほしいです


 ちなみに私のリクエストは

 

高田みずえさんの『私はピアノ』

優里さんの『レオ』


 では健やかに過ごされますように🙏