超級レベルの企業研修?!★事前のヒアリングが大切 | 日本語教師AYAの日本語教育コーディネーター業!

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外国人向けの日本ビジネスマナー講師

ICX日本語教育コーディネーターのAYAです!
 
先日実施した
ある企業様の中国人社員様向けの
異文化間ビジネススキルアップ研修
お話をします。
 

社員の皆さんの日本語レベルはN1以上!

超級レベルです。ほぼ日本人と変わらないびっくり

帰化している方もいらっしゃる。。。

 

日本語教師の皆さんは

超級レベルの外国の方へ教える依頼が来たら

どうしますか?

 

正直、AYA、ビビりましたニヤリ

担当の日本の方からのお話も

日本語で困っていることはなさそうです…

と。

 

なら、教えることないじゃん!チューって

思いましたねあせる

 

でも担当者様のお話を聞くと

営業担当、プロジェクトマネージャー、お客様対応係の社員さんたちは日本人とのやりとりで何かしらの不安を抱き、失敗をしているというのです。

 

そしてその理由は

日本語とビジネスマナーを知らないからだ!

 

ということで

敬語や新入社員研修のようなビジネスマナーをお願いしますというオファーだったんです。

 

私は考えました。

初めてお会いする、人から聞いただけの情報で

ご依頼の研修をするべきか、と。。。

 

企業研修で大勢の方が参加される場合はおひとりおひとりと事前ヒアリングが設けられないことがほとんどです。

アンケート等はしていただけますが、ほぼ担当者の方からのご意見やご提案(日本人の一方的な感覚によることが多い)から研修を作っていくことになります。

もちろん様々なケースがありますが。

 

本当に悩みます。

ご依頼、ご要望にお応えするのが仕事だと思っていますし、初めてのクライアントさんでしたので私の見解で別の研修メニューをご提案するというのも関係性や今後の繋がりを考えると黙ってご依頼の研修を実施するべきだとも思いました。

 

が、ニヤリ

やっぱりそれはプロの仕事ではない!

我にかえり

初クライアントにビビって守りに入ろうとしたいたアマチュアな考えの自分を情けないと思いました。

 

お金をいただく以上、

私たちがプロである以上、

 

本当に必要な研修をご提供し

研修前と後に変化があった!と

確実に結果を出すこと。

 

そこで私が出したご提案内容は

リフレクションでした。

 
日本語教師向けのものですが
リフレクションとは何か、ご紹介しています。
下矢印
日本語教師向けのリフレクション

 

 

 

 

まず日頃の業務を振り返ってもらいます。

多くのことではなく特に印象的な失敗や

逆に成功、ひとつのことについて

振り返るのです。

 

そして
そのような結果になったのはなぜか
どう感じたのかなど内省してもらいます。

これらを
事前にリフレクションシートに
書いて提出していただきます。

忙しい中、このような事前の課題を出すのも

こちらとしてはチャレンジですニヤリ

 

面倒だなとか何故こんなことするのかと

ネガティブな感情を研修の前に抱かれてしまったらアウトですからね。

 

ですから担当者様には一度じっくりと

お話しさせていただきますおねがい

 

そして

私という講師と研修後のイメージを

しっかりと持っていただきます。

 

このリフレクションシートに書かれた内容は

10人いれば10人異なります。

 

そこからコミュニケーションの傾向を

見つけ出し、

 

共通の課題は何か

異なる課題だが共有すべきものは何か

私自身が明確にし

 

そこから本当に必要なトレーニングは何か

組み立てていくのです。

 

事前のヒアリング(情報収集)はとても大切です。

これがレッスンの良し悪しを決めると言っても大袈裟ではないと思っていますニヤリ

 

この時の課題は

日本語や単なるビジネスマナーの問題では

ありませんでした。

 

コンテクストの問題が一番大きかったのです。

 

お辞儀や挨拶、電話の受け方の

ビジネスマナー研修をしても

結果は出なかったでしょうね。

 

ハイコンテクストカルチャー

今回は超級レベルの企業研修の作り方を

少しお話ししましたが

 

私たち日本語教師は働き方も変わり、

また教える対象も変わってきました。

 

日本で働く外国の方にプライベートで教えることにチャレンジし始めた先生も多いのではないかと思います。

 

クライアントに満足してもらうために

そして成果が明確になるように

 

本当に教えるべきことは何か

 

分析する力が必要だと思います。
 
テキストを選ぶのも、授業を構成するのも、
学習者から実際の言語生活をしっかりヒアリングすることが大切でよね。
 
本当に必要な学びを
クライアント、学習者自身が気付いてないこともありますから、そこを見抜いていけるのが
 
満足いただける日本語レッスンを提供することができる教師の一つのスキルだと思います。
 
私は何とか必要な研修をご提供することができました笑い泣き 本当に本当にドキドキして研修に臨みましたアセアセ
 
コンテクストがキーニヤリ
このお話はまた今度〜
お楽しみにキラキラ
 
クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー
 

 

【プライベートで教える

     中上級学習者の授業デザイン】

 🔻🔻🔻

https://www.kokuchpro.com/event/tokubetu1/

 

このコロナ禍で、どこかに属さずにフリーランスとして活動を始めた方も多いかと思います。

これまで決められたテキストを、決められたカリキュラムで教えてきた先生にとっては、学習者のニーズに合った、結果を出せるコースデザイン・カリキュラムを組み立てるのがなかなか難しいことかもしれませんね。

特に中上級となるとニーズも多様化し、経験がものを言うみたいな感じになってしまいませんか?
 

実は私もそれで悩んだ時期がありました🥲

 

今回のインカレックスの講座はAYAの恩師である金子広幸先生を講師に、【プライベートで教える中上級学習者の授業デザイン】の作り方を、金子先生のご経験やモデル提示、参加者の皆さんによるモデル授業デザインをもとにしたディスカッションなどでスキルアップ❗️ブラッシュアップ❗️にお役立ていただこうと企画しました😁

 

 

20名限定の講座ですのでご興味のある方は

お早めにお申込みくださいませ。

 

上記リンクが開かない方はこちらPDFリンクをクリック

🔻

 

 

 

お申込みはこちらのメールからお願いします。

📩info@incollex.com

 

 

 
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