RASの宿泊遠足行く?行かない? | マレーシアでそろばん教室を!ジョホールバル母子留学滞在記

マレーシアでそろばん教室を!ジョホールバル母子留学滞在記

子供達の基礎教育の為に母子留学を決意。
それと同時に、私が社会に貢献出来る事は?
そして出た答えが
「マレーシアに住む子供達に日本が誇る算盤を伝える!!」
目指せ珠算人口100万人!!

子供達と一緒に成長していきます!

宿泊遠足の募集が始まりました。


昨年はコロナ明けで強制ではなかったものの、今年は健康上の理由がない限り参加を強く推しています。


今回の訪問先も、マレーシアの自然豊かな場所でのアクティビティがメインになっていました。


しかし、親として心配な事があります。


それは…


マレーシアの川は全く安全ではないという事!!


7年前と3年前に起こったレストスピラの記事を添えて学校へ問い合わせしました。


7年前レストスピラ死亡事故のあった川へ、1週間前にRASで遠足へ行っていたのです!



返事はかなり待たされ、申し込み期限の2日前に来た内容は要約するとこちらでした。


「100%安全とは言えないが、マレーシア保健局と連携を取って、安全に配慮している」


当たり障りの無いお返事。


宿泊遠足をクラスメイトと行くのは、きっと楽しい思い出になる事でしょう。


とは言え、海やプールで泳ぐのならまだしも、マレーシアの川泳ぎとなると心配です。


マレーシアのレプトスピラ症の症例数は、こちらを参照したところ、この様に書かれていました。


2011年(症例2,268名、死亡55名)から2015年(症例8,291名、死亡78名)にかけて着実に増加し、2016年には症例数5,284名、死亡者52名。


これは2004年の症例数から2016年は20倍になっていて、年々増えています。


厚生労働省の発表した資料はこちらのリンクを


罹ったからといって必ず死ぬ訳ではありませんが、死亡率1〜2%はコロナに罹る死亡率より高いと言えます。


(マレーシアのレストスピラ症例に対する2004年の死亡率は10%でした)


親心としては、クラスメイトと同じ釜の飯を食う経験をさせたい。


これが川でなく且つ海のアクティビティーであれば、即決で行かせるのですが。


怖がらせ過ぎたのか、次男に聞くと「行かない」と。


親として悩んだ結果、次男を尊重して行かせない事にしました。


長男がG6だった7年前の事故があった時期に、クラスメイトの男の子が参加しないと聞いて、過保護な親が居るもんだなーと思ったものでした。


しかし、マレーシア人の親だったので、ここら辺を心配したのだろうなと、今は彼らの気持ちがとてもよく分かります。