見取り暗算のスピードアップ練習方法。次男の算盤指導と副産物 | マレーシアでそろばん教室を!ジョホールバル母子留学滞在記

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子供達の基礎教育の為に母子留学を決意。
それと同時に、私が社会に貢献出来る事は?
そして出た答えが
「マレーシアに住む子供達に日本が誇る算盤を伝える!!」
目指せ珠算人口100万人!!

子供達と一緒に成長していきます!

算盤指導を次男の自主性に任せていました。

 
算盤は2級のテキストが終わり、暗算は3級のプリントが終わった段階で次男の実力を見てみると…。
 
 
まっっっっっっっったく進歩していませんでしたガーンガーンもやもや
 
矢張り親が目を光らせていなければ、力を抜くのも仕方なし。
 
しかも我が家の次男、回答丸写しバレした事が、過去に一度や二度の話ではないのです。
 
何故バレるかと言うと、毎度違う回の答えや、違う種目の答えを丸写ししていてバレるという詰めの甘さ。
 
最早バレたくてやっているのか…?

バレないと思ってやっているとすれば、かなりお粗末ですもやもやもやもやもやもや

 
イタチごっこの様な算盤母子指導を続けている中、次男ももう直ぐ13歳。
 
日本で言えば中学1年生になろうかというのに、算盤の実力がこれではいけません。
 
(次男は5歳から算盤を始めて、現在算盤歴8年目です)
 
そこで1週間前から、算盤特訓期間としてマンツーマンの毎日練習を強制しました。
 
 
先ずは3級の暗算強化。
 
掛け暗算、割り暗算は合格点なのですが、問題は見取り暗算。
 
3分で20題、1題5点配点で70点が合格です。
 
だのに8問しか出来ません。
 
しかも問題集を過去35回練習してきたにも関わらずです。
 
個人差はありますが、一般的な生徒は35回分練習してきたら、ここら辺で大半は合格点が取れるレベルになっています。
 
この成長速度は、やっている意味がないレベルです。
 
私がもっと目をかけなければならなかったと反省しつつ、ある特訓方法を導入します。
 
 
これは40年以上算盤指導をしている母が昨年教えてくれた方法。
 
 
 
同じ問題を3分以内に全問解ける迄終われまテン星

ひたすら1番から時間内に解きます。

20番迄行かなければ、また最初の1番から始めます。
 
1回目よりも2回目、2回目よりも3回目の方が問題も覚えてどんどん計算が速くなるやり方です。
 
前の答えを消さずにどんどん書き加えていきます。
 
何回繰り返したか、答えた数を数えたら分かるようになっているので頑張った成果が見えます。
 
 
しかし次男、この指導法を10回以上繰り返しても一向に回答数が増えませんタラー
 
(この時点で30分経過)
 
これは集中力もモチベーションも下がってしまう…。
 
ここで方向転換。
 
3分20題と言うことは、一問9秒以内で全問回答出来ます。
 
そこで1秒おまけした10秒内に一問ずつ解く方式に変更しました。
 
1〜20番まで10秒回答を何度も何度も繰り返して…何とか目標達成。
 
最後の方は次男と達成感を共有する程でした。
 
2級の算盤問題集も時間を計り、ようやくこの日は終了。
 
そして2日目。
 
 
 
 
前日の特訓が功を奏したのか、8問から16問にまでスピードが伸びました。
 
しかも正解率も素晴らしく、合格点。
 
時間内に出来なかった残りの4問は、おまけ無し一問9秒でやらせると1発正解。
 
 
3日目。
 
 
 
何となんと!
 
6秒余らせて堂々の合格点!!
 
特訓3日で成果が表れるとは。
 
やっと……キラキラキラキラやっと……笑い泣き
 
昨年まで、次男が私の目を盗んでやっていた筆算方式だった暗算から、珠算方式暗算へ修正が完了した瞬間でした。
 
(昨年、3級の暗算合格レベルまで行ったにも関わらず、暗算2級の見取り暗算が成長しない事で発覚した筆算方式。
 
次男には暗算4級からやり直しをさせていたのです)
 
 
この練習方法には副産物も。
 
こちらは2級の算盤練習問題。
 
 
練習初日の見取り算は15問中7問までしか出来ませんでしたが、正解数が6問。
 
暗算特訓の成果で正解率がとても高いのです。
 
2級暗算は15題中8問で7問正解。
 
(因みに、10問以上正解が合格ライン)
 
 
翌日は見取り算も見取り暗算もそれぞれ2題増えました。
 
 
 
流石、ベテラン指導者のアドバイスは素晴らしいルンルン音符
 
MCOでスイミングスクールにも行けませんし、段位練習に入るまでは、毎日練習を続けさせたいです。
 
マンツーマンでなければやらないので、私がどれだけ次男の為に時間を割けるか覚悟を問われているのかもしれません。
 
そして副産物がもう一つ。
 
 
 
私が次男に掛かりきりになると、相手をして欲しい三男がやって来ます。
 
「僕もニイニと一緒にお勉強する〜〜ルンルン
 
 
 
折角のやる気を削いではいけないので、お勉強と言っても数字を書く事から。
 
私が次男に意識を向けていると、自分に意識を向けて欲しい一心で
 
「3はどうやって書くの?」
「8はどうやって書くの?」
 
邪魔してきます。
 
次男の算盤特訓練習は1日1時間半位続くのですが、次男と机を並べて約1時間は数字を書く練習を続ける三男タラー
 
 
 
 
上の写真の様ななぞり書きが出来る問題を沢山作ってくれとせがまれます。
 
 
次男の特訓練習3日間でやった三男の練習成果がこちら。
 
 
飽きずにまぁ〜…。
 
次男に数字を教え始めたのは5歳からでしたから、3歳7ヶ月で数字を書く事に興味を示してくれるのは、嬉しい事でもあります。
 
母親の注目欲しさにお勉強をしてくれても、勉強は勉強。
 
この興味も次男が練習を辞めたら無くなってしまうので、三男の成長の為にも次男には引き続き毎晩練習をしてもうつもりですニヒヒキラキラ