マレーシアの水道水がどれだけ汚いかを検証します。浄水器フィルター掃除の仕方。 | マレーシアでそろばん教室を!ジョホールバル母子留学滞在記

マレーシアでそろばん教室を!ジョホールバル母子留学滞在記

子供達の基礎教育の為に母子留学を決意。
それと同時に、私が社会に貢献出来る事は?
そして出た答えが
「マレーシアに住む子供達に日本が誇る算盤を伝える!!」
目指せ珠算人口100万人!!

子供達と一緒に成長していきます!

今日は雛祭りですね。

我が家に娘は居ませんから、自分の為だけにひっそりと雛祭りをお祝いします。

さて、本日は、雛祭りとは全く関係ない、ジョホールバルの水道水についてお伝えします。

ジョホールバルの水道水はシンガポールに輸出されており、輸入した水をシンガポールが更に手を加えていなければ、シンガポールの水も同じだと言えます。

(シンガポールが水をどの様にしているかは知りません)


ここジョホールバルでは、水道水をそのまま飲むとガンになると噂されています。

それはインフラの老朽化が原因なんだとか。

浄水をしていても、水道管が古い為、水道管の錆が各家庭に届くまでにかなり混ざるのだと聞きました。

我が家も以前コンドミニアムに住んでいた頃、白い服が数回洗濯するだけで燻むのを目の当たりにしていて家庭用浄水器が必須だと学びました。

引越し先では家庭用浄水器が付いているかどうかも我が家が物件を探す条件の一つになっています。

その家庭用浄水器も様々ありますが、現在我が家に付いている物はこちら。



この浄水器をつければ一生安泰…なんて事はありません。

メンテナンスが必要です。

どんなメンテナンスかというと、フィルターの取り替えではなく、中のフィルターを掃除します。

フィルターの掃除方法はこちら。




先ずは1番左手に向いているレバーを1番右手のBack Washと書かれている部分まで回します。




ここへレバーを合わせると、側面のパイプから水が勢い良く出て来ます。



最初は浄水された綺麗な水が出て来ます。

さ〜〜て皆さんお立ち会い。

この後、逆流によって浄水器に蓄えらえれた汚い物が出て来ます。



さあ、汚い物が出てきました。

色の変化をお分かりいただけますか?

ちょっと茶色いでしょう?

これで驚いてはいけません。

まだこれは序の口です。

もっと流し続けるとこうなります。



うげ〜〜〜〜ゲローゲローゲローゲローチーン

誰がどう見ても茶色!

茶色いですよね?

これだけ茶色になるのは、どれだけの期間だと思いますか?

つまり、自主メンテナンスをしている周期です。



答えは…


最後まで読んでくださった方だけにてへぺろ


そして更に待つとこうなります。


もっと茶色を想像した方、残念!

粗方洗い流して本来の水道水の色に。

とは言え透明でないのがマレーシア。

ほのかに茶色が混ざっています。

浄水器を付けなければ、白い服にこの色が染み込んでいきます。

2、3回洗うだけで白い服が白くなくなるのはこれでご理解頂けるでしょうか。

さて、洗い流した後はすすぎ。



レバーを真ん中のFast  rinseの位置に合わせます。




この段階では逆流から本流に戻り、浄水器を通るので、綺麗な水になるまで待ちます。

上の写真はまだ茶色いです。

更に待つと


漸く透明になりました。

ここまで来たらレバーを最初の1番左へ戻して終わりです。


この浄水された水は家全体の水として使われますので、トイレもお風呂も炊事場も洗濯も、メンテナンスさえまめにすれば、茶色い水を見なくて済みます。


さて、そのメンテナンス周期ですが、答えは



2週間。

皆さんが思ったよりも遅かったですか?早かったですか?

いずれにしてもマレーシアで白い服を長く着たければ、家庭用浄水器常設は必須です。

因みに、水道水のお水を飲もうと思ったら、ドライキッチンの蛇口に更に飲み水にする為の小型浄水器を設置して飲み水にします。

我が家は一本19リットル入りの飲料水を業者から纏めて購入してウオーターサーバーに差し込み、飲料、炊飯、スープ等の調理に使っています。

今から25年前、東京の某地区の友人宅へお泊まりした時の水道水の薬品臭の凄さに辟易した記憶があります。

(現在はその地区も環境改善されているかも)

綺麗な清流のある我が田舎町の水道水は、浄水器のフィルターが2年経っても汚れない、浄水器?何それ必要なの?

レベルの薬品臭も気にならない美味しい水道水です。

マレーシアは日本と同様、水資源が豊富な恵まれた土地です。

しかし残念ながら、水道水はあっても、水道管技術がイマイチな為、浄水器は必須。

それさえ知っていれば、白い服が茶色になるストレスは軽減出来る、マレーシア水道水事情でした。