おばあちゃん…… | あやか&白足袋天使猫ウバと仲間たち

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平成の終わりに天使になった白足袋の黒猫ウバと作家目指しているママにゃこと肖佳(あやか)が一緒にお届けするブログです。
「おいらが大好きだった家族のこれからの日常や本のことなどジャンルいろいろ書いて行きますので今後もよろしくにゃん」


あやにゃんと愉快な仲間達


いらっしゃいませだにゃ。

今日はいい天気なので、窓を開けてみたよ。

風も暖かくなってきたにゃ。

今日も続き、行くにゃ。


あれはほんとすぐだったにゃ。

クリスが逝って、2カ月。

おいらのおばあちゃんも、急に具合が悪くなったんだにゃ。

いつも座っていた椅子の上で、寝たままだった。

「おばあちゃん」

声かけても、動かなかった。

「クロにゃん」

おばあちゃんは別の所からおいらを呼んだ。

精神体になっていたにゃ。

「おまえ……。トラだったんやねえ」

「分かる? 分かるの?」

「分かるよ。来てくれたんかい、私との約束守って」


そうだったにゃ。

おいらトラだった時の最期はおばあちゃん(まだおばちゃんだったにゃ)の腕の中だったにゃ。

おばあちゃん、泣きながらまた会おうねって言っていた。


「おばあちゃん、逝っちゃうの?」

「今度は私が先なんだね。一人置いていくことになってしまった。ごめんよ」

「大丈夫だにゃ。おいら、これからが本当の任務にゃ」

おいら、何で現実世界に帰って来たのかっていう話をした。

うん。今までお客さんに話したような事だにゃ。

「……。そうか……。あの先生も亡くなったんや。病院がないからおかしいなとは思ったんやけどね」

「きっとお空で会えるよ」

「そうやね。クロにゃんも、ここを出て行くんやね。その先生の娘さんところに行くんやね」

「うん。あの人いなかったら、おいらおばあちゃんに会えなかったからにゃ。今度はおいらがそばにいる番なんだにゃ」

「そうかい。でも人生の最後にトラにまた会えてよかった。本当に楽しかった。また会ってくれるかい?」

「また……、きっと会えるにゃ。何度でも何度でも。おいらおばあちゃんが大好きだから、また次の現実世界でも会いに来るにゃ」

「ありがとうよ」

おばあちゃんはそう言って、すうって消えて行った。


その日の夜、おばあちゃんの孫が訪ねて来たにゃ。

そう。クロにゃとしてのおいらの最初の飼い主にゃ。


おばあちゃんはこうして見つかった。

おばあちゃんの椅子にはもうおばあちゃんの姿はない。



あやにゃんと愉快な仲間達

おいら、それを見届けて家を出て行ったのにゃ。

こうしておいら、ママにゃの所を目指したのにゃ。


今度はこのお話の最終回だにゃ。

また来てにゃ~。