技術士試験は論文試験です。
どんなに技術力があっても、伝えられなければ合格できません。
建設部門の方の多くは「理系」だと思いますが、文章力すなわち「文系」の力も必要です。
そこで、日頃からできることとして、私は下記を意識していました。
①報告書や資料の読み込み
まず、ひたすらいろいろ文章を読む。
人によって文章の書き方は様々ですが、やはり表現力を広げるためには、自分以外の
人が作った過年度の報告書だったり、他の人が作った報告書などを読む。
②自分で報告書や資料を作るときちょっと文章の書き方を意識してみる。
特に「主語と述語が対応しているか。」「主語が抜けてないか。」
意外とこれやりがちでした!
文章が長くなり、主語と述語が対応しない。
主語が抜けて何について話してるか分からない。
仮に前の文章も含めてちゃんと読めば分かるとしても、採点者は1日に多くの論文を
読むため、丁寧には読んでくれないでしょう。
パッと読んで意味が分からなかったり、主語抜けがあるとその時点で終わる可能性もあります。
おすすめは、自分で作成した報告書や資料を次の日にもう一度読む。
昨日の自分のひどさに気がづきますよー
ただ、この業界に居れば日々何かしらの文章は目にする機会も多いと思います。
机に座って勉強したり、参考書を読んだりするだけが勉強ではありません。
技術士試験はインプット(知識を入れる)も大事ですが、アウトプット(書いて表現する)も大事です!