あの翌日、身体の中の粒子達は暴れ出した。
「ここにいちゃいけない」
そんな感覚とともに
１３日に東京を離れて私たちは西へ～という、
当て所も無い旅に出た。
その１ヶ月後には
この大分の地に運ばれることになった。
グラウンディングする間も無く
バタバタと引っ越しやら業務手続きを済ませた頃には
ぽっかりと空いてしまった心の穴を埋める気力もなく
アイデンティティーの崩壊とともに放心状態になって
この地にて「身体」と「心」と「思考」をひとつにするのに
何ヶ月もかかったものだ。
その間にわたしの内側で起こっていたもうひとつの葛藤は
「罪悪感」とのせめぎ合い、だった。
繋がりの中で
情報が飛び交うSNSに翻弄されながら
私の行動とは逆に
東北へ援助に向う人達の姿が眩しく光った。
「逃げる」ことへの罪悪感
「置いて来た」ものへの罪悪感
「役に立たないこと」への罪悪感
しかしながら、
私自身が最も大切なものと一緒にいることと
私自身の「本当でいる」ことの揺るぎない力を得て行く為に
そのプロセスはむしろ重要だった。
昨年の熊本地震に加え、
今はどこで何があっても不思議では無い状況の中、
誰が何を言うか よりも
誰が何をしているか よりも
「内側」に先ず心をおいて
あなただけが知っている、
「後悔のしない選択」とともに一緒にいること。
誰かの正しさ
社会的正しさ
ではなく、
あなたにとっての本当の正解は、
あなた自身のハートの中にしか有りません。
それで良いんです。
そうして、
私たちは完璧な創造をし合う繋がりの中で生きています。
万物は流転し
すべては変わり続ける。
無常の法則の中で
死を意識して生きること。
それは、
「今」に意識を持って
「生きる」ということの選択していること。
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生と死
人々は、その両方を恐れている。
死を恐れるというのは、あからさまだが、
実は人々は生も恐れている。
これはあからさまなことではないが、
それでもこれは、死への恐怖と同じくらい真実だ。
死を恐れているならば、生も恐れずにいられるだろうか？
死をもたらすのは、生なのだから。
死は、ひとりでにやってくるのではない。
生きることによって、やって来るのだ。
だから、あなたが死を恐れているならば、
当然あなたは生も恐れている。
自分ではそれを意識していないかもしれないが、
あなたは生を恐れずにはいられない。
生はゆっくりと、死へと向かいつつあるのだから。
死は、生が最終的にもたらすものであり、
誕生は死の始まりだ。
両者はこのように互いに結びつき合い、絡みあっている為、
その片方を恐れるならば、残りの片方も恐れることになる。
人々は死を恐れ、生を恐れて暮らしている。
ということは、
人々は全く生きていないということだ。
～ OSHO ～
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ボイジャータロットでは「Death」というカードが有ります。
「死」は多くの人に
忌み嫌われる言葉かもしれません。
しかしながら、
「死」ほどに「生」を教えてくれるものは有りません。
生まれることは実は死の始まりであり、
死ぬことは新たな誕生に繋がるということ
死、その瞬間は０地点です。
太陽から月へ
緑繁る葉はやがて茶に
古き衣を脱ぎ去る蛇は
新しきより優れたものへと再生する。
あなたは、
明日死がやって来ても
後悔しない程に生きていますか？
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