与えるということ | ~Fortune Creation〜運命を創造する〜 あなたという存在の深みへの旅 生き方が変わるタロットという哲学〜

~Fortune Creation〜運命を創造する〜 あなたという存在の深みへの旅 生き方が変わるタロットという哲学〜

意識のしくみ、人間と宇宙との関係、自然の法則、現実とリアル「わたし」という存在を紐解くタロットの哲学。
人類の軌跡とその智慧の結晶DNAに眠るそれらの大いなる秘密を紐解き、運命を創造する力を取り戻す〜

数年前に、金銭的な面で、
突然起きた突発的な事件により、
どうにもこうにも、
にっちもさっちも行かない窮地に追い込まれた事がある。

子ども二人を抱えて、
その1週間も食べて行けるかどうか、、、
その上、家賃の更新料、子どもの幼稚園入園金。
貯蓄なんてまったく無く、
財布には食費もままならない程しか入っていないのに、
翌週までに40万程作らなくてはならなかった。

お金のテーマ、それはそれまでも何度かやって来ていて、
その度に、いつも襲って来るその流れに
「何故?」と
怒りにも似た感情を抱えていた。

そして、パニックになっている気持を抱えて
そのテーマに添うエッセンスを調合し、
1ヶ月程で通常飲むボトルを、
「3日」と決め、朝から晩まで
浴びるように、何度も何度もしみ込ませるようにして摂った。

その中で出て来たものは深い深い「罪悪感」だった。
「お金」を受け取る事の罪悪感。
「好意」を受け取る事の罪悪感。
複雑に矛盾する、「お金」を使うことへの罪悪感。
「お金」は汚いもの。

わたしは、受け取ることが出来なかったのである。

すべて自らが呼び込んだ事実と受け入れたとき、
では、この罪悪感をどのようにして解放すればいいのか??と
更にエッセンスを飲み続け、内観を続けた。

心の中で、受け取れる自分をビジョン化しようとしたり、
アファーメーションしたり、紙に書いたり、、、
でも、どれも、根深い罪悪感の想いを解放することは出来なかった。

その翌日、ひょんな事から、
インターネット上で寄付のサイトに行ったのである。
その時、電気が走るように

  「これだ!!」

と感じた。

次の瞬間には、数日分の食費しかないのに、
クレジットカードで寄付の手続きをしていた。

借金して寄付。なんだか不思議に思われるかも知れない。

画面に映るのは痛々しく痩せ細った飢餓の子供達、
治療されない重い病の人々。

私は、寄付をすることで彼らを救おうとしたのではなかった。
むしろ、彼らが私を救ってくれていると、そう感じた。
私にとって、自分の罪悪感を癒す方法は、
彼らの力を借りなければ出来なかったのである。

豊かになることをを許してもいいんだ。
そしたら、またたくさん彼らに送ることが出来るんだ。

自分の元へ流れてくるお金に、
受け入れる余白をつくることが出来たのである。

嘘みたいな話だけれど、
その翌週からすべての現実が変わり始めた。
必要だった40万円も10日程で揃った。

それ以来、私は今も毎月、欠かさず寄付をさせて頂いている。
それを続けていると、
お金と言う形を取るエネルギーの姿が、
それが動いて行く仕組みが
非常に良くわかるようになってきた。

お金、時間、想い、そして愛、
自分が持っているもので、与えられるものは数多い。

そして実は与えることは、
自分自身への信頼を強めることに繋がるのである。

与えても、自らはまた満たされると言う自分自身への信頼。
与えると言う事は、受け取るということへの許可。


与える事を、「無くなる事」「減る事」と思っていると、
そのものは自らの持ち物から減って行くように感じる。
そして、それは実際減る。
意識の力はその想いを現実化する。

「お金は生かすもの」
その言葉も良く言われていることだろう。
今は本当にそう思う。
自分がお金を使うとき、感謝して使う。
そして、自分が差し出すそのお金が巡り巡って、
人々を生かし、喜ばせ、何かを生み出し、
そしてまた宇宙を通して流れ流れて自分のところへ戻って来る。
ただの紙切れが、様々な生命力を生む旅をしている。

お金は純粋なエネルギーであり、宇宙からの借り物の一つ。

私を通してそれに命を与えるもの。


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