タイナーの勉強会に少しばかり出ているのだけど
そこで「過去を肯定する」というテーマで話が行われた。
シュタイナーの思想では人間の成長過程を7段階に分けていて、
そして7年ごとに人は新しいテーマの領域に入るという。
しかしながら、「第八領界」といわれる
響きもなんだかコワイ領域があるという。
その7段階のサイクルからもはみ出してしまった領域。
ここでは時が止まってしまったように成長が止まってしまうということ。
第八領界には二方向があり、
一つは今立っている所に釘付けにされていて
飛び上がろうにも飛び上がれない状態。
これは、なんらかの結果としての今の自分に納得が出来ない、
そして、それを人のせいにしてしまっていたりするときに陥りやすい。
もう一方は今いる場所から足が離れて宙に漂っている状態。
これはあまりにもそれまでとかけ離れた
まさに「宙に舞い上がる」ような出来事が起こり、
それまでの成長のプロセスがどこかに飛んでしまったような状態。
シュタイナーは更に
その領域をトドメで「悪魔の誘惑の領域」だと表現している。
むむ~
私自身、悪魔というものがあるのなら
ちょっと違った観念を持っているので
このシュタイナーの言葉には同感。。。ではないけれども、
今の時点でなんらかの支障、問題が起こっている時に
過去(もしくは前世)にさかのぼって理由がある場合はたしかに多い。
(ほとんどと言っても過言ではない)
でも、それを解決、調和させる力は「今」にしかない。
そのまま心が前世に飛んでしまっても、そこからは何も生まれない。
そしてその支障は、
大切な大切な忘れ物を思い出させてくれる
神様からのプレゼントであるように思う。
キーは「気づき」と「受容」
今までの経験でどのようなことがあったにせよ、
その時どれだけ暗闇の日々を送ったとしても、
その一つ一つがかけがえ無く大切で、
どれが欠けても今の私は存在しない。
そして、この気づきはこれから先の未来に
何が起ころうとも信じられるという強さを養うことになる。
過去を肯定するということは、未来を信じる事。
そして、何より、大切なのは「今」を楽しむ事。
そして、今感じている心の声に耳を傾け続ける事。。。
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