伊豆高原「怪しい少年少女博物館」のブログ

レトロで可愛くて気持ち悪い。伊豆高原「怪しい少年少女博物館」の展示品などを紹介します。


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怪しい少年少女博物館1階の入口付近の食玩のコーナーに展示をしているタイムスリップグリコ第二弾の東京都営トロリーバス 200型(1954年)。 2002年頃の物

 

 

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左側面から見た所 屋根に付いている大きなアンテナの様な物はトロリーポールと言う集電装置

 

 

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左斜め後方から見た所 後ろのスプリット窓やランプがレトロでいい味を出しています 小さくても味わい深く作ってあるのはさすが海洋堂です

 

 

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右斜め後方から見た所

 

 

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下回りも後輪のダブルタイヤ等 頑張って造形されています

 

 

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トロリーバスを展示している辺りの様子。前回ブログで取り上げたボンネットバスの隣りに展示しています
 
 
 
トロリーバスとは?
 
若い方の中には、トロリーバスと言う名前を聞いた事がない方も多いのではないでしょうか? 年配の方は「トロバス」と愛称で呼ばれていた方もいらっしゃるかもしれませんね
 
私が子供の頃は、まだ横浜で見かけました。トロリーバスは電車のパンタグラフにあたるトロリーポールと言う集電装置が屋根に付いており、専用の電線(架線)から電気の供給を受け、電気モーターで走る、路面電車とバスの中間の様な乗り物です
 
都市型のトロリーバスが最後まで残っていたのは横浜で、廃止されたのは1972年でした。トロリーバスで印象に残っているのは、空中に電気の供給をする為の架線が張り巡らされ、街の空がクモの巣がかかったようになる事でした。現在は電線の地下埋設化が進んでいますが、真逆の状態で景観を損ねているとも言えました
 
トロリーバスは電気で走ると言う事で、環境に優しく、むしろこれからのバスだったのでは?と思われる方も多いと思います。しかし、架線が、背の高い大型自動車の運行の妨げになる事や、架線下でしか走れない為に交通量の増加と共に走行に支障を来すケースが多くなった事、トロリーバスより安価で性能の良いエンジン付きバスの開発による優位性の低下等の課題も当時はあった言えます
 
 
トロリーバスの歴史
 
世界初のトロリーバスは1882年にドイツのシーメンス社がベルリン郊外の540mの区間を運転したエレクトロモトで、開放型の荷馬車のような車体でした
 
我が国最初のトロリーバスは1928年(昭和3年)に開業した新花屋敷トロリーバスで、阪神急行電鉄が阪神の花屋敷駅と温泉場遊園地の新花屋敷約1.3kmを結んだ物でした。トロリーバスが採用された理由は、急勾配に対応する為っだったようですが、営業不振の為に4年程で廃止となったようです
 
日本初の都市型トロリーバスは、戦前の1932年に営業を開始した京都市の物で最盛期は四条大宮~松尾橋間約5.2kmを走っていました。その後戦時中に名古屋でも運行が開始されました
 
戦後の1951年(昭和26年)には川崎市で運行が開始されますが、その後、東京・大阪・横浜と、トロリーバスはブームとなります。東京の最盛期は品川~渋谷~池袋間等4系統、約51km、大阪では神崎橋~大阪駅間等11系統、約38km、横浜では横浜駅西口を中心とする約10kmの環状線が作られました。ブームの背景には戦後の石油燃料事情が芳しくなかった事、建設費が路面電車の1/3程で済む事等があったようです
 
昭和40年代になると、自動車の増加による渋滞や地下鉄の建設が進む等で、数を減らしていき、昭和47年の横浜市の廃業を最後に街で姿を見る事はなくなりました
 
現在残っているのは立山黒部アルペンルートの関電トンネルと立山トンネル内だけで、関電の方は1964年より営業していたのですが、2019年4月に電気バスになってしまうとの事です
 
現在世界でトロリーバスが多く残っているのは、道路幅が広く、自動車が比較的少ない旧東側諸国や社会主義国のようです。ロシアが最大で総延長1251kmで年間利用者数は約6億5千万人、次にウクライナ・中国と続くようです
 
 
トロリーバスは電車扱い
 
トロリーバスは無軌条電車とされ、日本の現在の法律では電車扱いとなっており、ナンバープレートは付いていません。以前は無軌道電車と訳されていた事もありますが、何だかアウトローで、何処へ行くか分からない危ない電車っぽくもある為なのか、使われなくなってしまったそうです
 
 
トロリーバスの長所と短所
 
トロリーバスは路面電車と比べると、架線があれば良く、線路が要らないので、建設コストが安く済みます。ちょっとした障害物なら避けて通る事が出来、タイヤで接地・駆動する為、急勾配や急カーブに対応出来ます。その代わりにタイヤの消耗が多く、架線から外れやすいと言う欠点もあります
 
エンジン付きのバスと比べると電気モーターが動力なので、排出ガスが無く、振動、騒音が少ないのが良い所です。電気バスと比べても充電の必要がないと言うメリットがあります。欠点は架線を張り巡らさなければならない事、そして架線から大きく外れる事は出来ない事等が挙げられます
 
トロリーバスの中にはエンジンやバッテリーを積み、架線から外れても大丈夫な物もあります。海外では、バス停でパンタグラフを押し付けて充電出来るようにした物や、道路に埋め込んだ磁力ピックアップから給電する試み等、様々な工夫もされつつあるようです
 
 
街の空がトロリーバスの架線でクモの巣状になるのは御免ですが、技術の進歩で課題が克服され、環境に優しいトロリーバスが見直され、日本でも復活する日が来る事があるかもしれませんね
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