あやさきんぎょ は 不思議? 二匹目* -5ページ目

あやさきんぎょ は 不思議? 二匹目*

Illustrator 挿絵 装画
綺朔 ちいこ + ayasaki chiiko の
新しいブログです
お知らせ  創作  愛らしいさんなど*



躰の中で いちばんすきなの
キヌタ骨 ツチ骨 アブミ骨


ひとの骨の中でいちばんちいさな骨
しろくちいさい かすかなほね


骨格標本みたとき ほしいなって
多分私も 持っているけど
まだみたことない

そうそう
三半規管って じつは
巻貝の 仲間なんですって


だからほら
貝に耳を寄せると
懐かしむ様に 海の音

… 嘘ですけどね


†本日の愛らしいさん† 
聴かざる。




秘密基地は、おうちの裏手カトリック教会にありました。

学校帰りには必ずといっていい程寄り道を。
ルルドの裏にやっと通れる茂みの蔭。宝物を並べて。
おやつは木になる季節の果物。無花果 柘榴 枇杷 グミ。

そのうち神父さんやシスターに目を付けられ
日曜学校に入れられてしまったんでした。
幼稚園もミッションだった為、お祈りは完璧です。

基本的に、早朝深夜いつ行ってもお御堂は開いています。
忍び込んで絵や彫刻や祈りの言葉を眺め、
あの独特の空気を味わっていたうっとり系小学生。

でもね。

柘榴の割れ目と殆ど全裸のイエスさん。
張り付けられた白い手のひらの釘。
イバラの冠から流れる控えめな出血。イースターの卵。

もうひとつの遊び場海辺の松林にはSMの雑誌がばらばら。
今想えばそれは少女、性に目覚めるわけですね。(?)

ちいさい頃よく行った海の近くの古いプラネタリウムや水族館の
ヒビの入ったひんやりした廊下(小学生のおこづかいで入れる)

屋上の柵もブランコも。もうどちらもないんだけれど
海の近くの町は、
何でもみんな錆びちゃうから。
自転車も、遊具も鉄分。血の匂いがするのね。

†本日の愛らしいさん†
想はざる。


2004/10/07 (Thu)




はるうらら。 
うまれてはじめて続きの今日この頃。 
人生長い。何といろんなことがあるもんでしょうか。 
夜のしじまの何と饒舌なことでしょうか。(ジェットストリーム) 

どうしても飛行機にのりたいでも普通すぐには乗るわけにゆかない 
目的地がなく旅行にゆけないけど飛行機には乗りたい場合の対処法 

其の1。手っ取り早く羽田に行き待ち合わせ席に座ってすましてみる。 
其の2。羽田対岸砂浜の海。そう、城南島へゆくのです。 

今日は其の2を試してみたときのお話しを。 

* もってゆくもの * 
1 とけい。 
2 ひっきようぐ。 
3 ちず。 
4 おやつ。(500えんまで) 
5 はさみとびにるぶくろ。 


大森駅下車気を付けないと何しろ唯一の手段バスは一時間に一本 
だから先ずは時間表を確認時間までに本と飲み物と食糧を調達 
(城南島にはお店が余りないのであとで生死を分けることに) 

本屋さんにて時間を潰してバスっていちばんうしろの左が好き 
マーブルチョコと苺スペシャル城南島四丁目下車 
嗚呼、飛行機の真下おなかが見えるなんてなんて幸せと仰向き乍ら 


ここで重要。帰りのバスの時刻表をメモ。 
(循環しかないので同じバス停に来ます。) 

香港が返還前にあったカイタック空港に行った気持ちになりたくば 
おまけに海まで付いてるなんて最高に仕合わせにこにこほくそえむ。 


おやつを食べて海へざぶざぶ四葉のクローバ探してひとしきり 
風強い。とおくにおおきなおふねがゆくの。 
れんげを盗む気満々ビニルもはさみもしっかり持参 
花泥棒は罪にならない(とおもう) 


ふと気付けば終バス。
…を、乗りそびれた。 
まいっかってかどうしよもないんだけど。 
地図みれば3kmくらいあるけるもんだと歩き始めてかっこいい建物。
水道局のブレードランナーうっとり見上げ飛行機も見上げ花はお土産。
ここは相当なオススメポイント。


そこまでだったら良い旅でしたで終わるんだけども 
そうもゆかないやさぐれモード 

倉庫街で道に迷い 
人が歩いていない 
車も走っていない 
もちろんタクシーもいない 
歩道は荒れ果て草だらけそして 
日が暮れて気付いた何故か殆ど街灯がない (相当怖い) 


其れでもあてずっぽうに歩いて歩いて唄って唄って涙目になる頃 
人間発見走って問う 

「…あのう、最寄りの駅はどっちでしょうか」 
「…いいから乗りなさい」(←呆れ気味) 

結果は多分やらない人は一生やらないであろうことのひとつ。 
うまれてはじめてのヒッチハイクは休日出勤サラリマン4人のお車 
上司さんを迎えにゆくついでのモノレール駅まで積んで下さる。 

心優しい人々に笑われながら座敷童を乗せてくれたのだから、
屹度良いことがありますようにと念じつつ感謝でいっぱい。 

此の場を借りて、深く深くお詫びと感謝申し上げます。 

終バスには気を付けないとなりませんね。嗚呼もうね、 
もうしません。。あと...モウ一人ではゆきません。。(←なるべく) 
http://seaside-park.jp/modules/Top_Jounan/


時刻表!京急バスさん。
http://timetablenavi.keikyu-bus.co.jp/dia/route/web/exp.cgi
① ゆく日をいれて
② 出発地  〈大森駅〉  
③ 到着地  〈城南島四丁目〉 
検索 でしらべましょう!




†本日の愛らしいさん† 
水道局のブレードランナーぁ?(ぴんぼけ)

2007/05/21 (Mon) 




いらしたことのある方にはとっても有名なお話し。
乱歩゜名物は猫ばかりではございません。

オヤヂはそれはもういたる所に
あらゆる貼り紙をします。

「春夏冬二升五合。」とか。
「壱拾弐月弐拾五日」を逆さに貼ったりとか。

なんかはまだまだ良い方です。
...問題は厠(bathroom)ですよ。

「ひっぱりだしたらしっかり握って...」云々。
「お握り遊ばされたお手は、お洗いになってから
 お会計の程、宜しく申し上げます。女子スタッフ一同」

いえいえべつに女給さん達は握るとか切るとかはいいませんし。
多少暴投したってちょん切りませんから大丈夫でしょう多分。
(いや、洗ってないのが好ましいとは全く思いませんが...。)


「人前sex OKなれど、人前kissお断わり」
「人前でキスするバカップルにはバケツで水ぶっかけます -店主-」

いつ人前sexを始めるカップルが出るかとか。
何よりいつバケツで水ぶっかけられるカップルが観れるかとか。
今か今かと待ち望んでおりますけれど。
まだみたことがありませんねぇ...。(残念)



†本日の愛らしいさん†
谷中乱歩゜のフロアマネージャー〈良介〉
そう、それはモウ10年以上前のことね。 
貴方は渋谷の金物屋さんに、ひっそりと、 
薬缶や湯たんぽやほうきとともにいたの。 

一目観て私、愛してしまった。 
だって貴方。ぱっと観は大層ファンシーで 
可愛らしい、とさえ思わせるその様子。 
でも私にはすぐにわかったわ。



見返りながら斜に構えたあなたの瞳は、 
まるで人生を悟りきったかのように虚ろに 
そして儚げに空を見据えていることを。 
体中に、点描をまとっているのがその証拠。




もちろん私はその後の喫煙人生を共に歩むことを誓ったわ。 
日頃から煙草達は、独りで燃え尽きることが淋しいと、
あるかなきかのささやかな聲で私に最期の言葉をしたため、
天命を全うし 灰に還っていった。 

貴方が来てからの煙草達はまるでなぐさめあうかの様に、
儚い一縷の望みを胸に旅立って行った事、私は忘れない。 
燃える一夜の恋を胸に港をあとにするマドロスの様だったわ。 
一本の煙草に寄り添い心中してゆく一本の貴方。 

ある日私はまた貴方を迎えに行く為、 
その金物屋さんを訪れたの。なんてこと。 
金物屋さんは消えて、大きなビルを建てる為の 
工事が始まっていた。大きなクレーン車を前に、 
途方に暮れてしまったわ。




月日は流れ、昨日、私はお友達のゆかちゃんと、 
二人で夕暮れの酒場でグラスを傾けていたの。 

其処は以前におともだちに教えてもらった 
素敵な昭和歌謡のビリケン酒場。 
そこで私達は運命の再会を果たしたのよ。 

そのお店のテーブル、おてもとの箱の隣に、 
貴方のあの瞳を見付けたと同時にお店の人に、 
一所懸命お願いしたわ、連れて帰りたいと。 
生き別れの父に再会しても屹度、
あんなにも必至にはならないでしょうに。 

消息不明の貴方を探して東京のあらゆる金物屋さんへ。
あのつぶらな瞳。あの頼りなげな面影を探した日々。 
めくるめく友に所在を聞いて歩けど貴方。 
忘れた頃に。こんなところで会えるなんて。 
今でも胸がどきどきしてるくらいよ。 



†本日の愛らしいさん† 
東亞燐寸ひよこ印マッチ。

2006/09/23 (Sat)