患者家族にしかわからない辛さもある。

弱っていく母親の姿を見るのが辛いなんてことは当然のこと。それでもそばにいることや出来ないことをお手伝いするのは全く辛くないし、むしろ楽しい。人それぞれではあるが。

「大変だね」と、きっと気遣って声をかけてくれる人がたまにいる。その言葉は挨拶のように当たり前に言われる。でも気をつけて欲しい。「大変」の主語は何なのかを考えてほしい。
私はこの言葉を言われる度に、母親の悪口を言われているような気分になる。
言われてしまうことに、母親へ罪悪感が生まれる。

全然大変じゃない。
むしろ有難い時間でしかない。
これは強がりではない。

なによりもしんどさを感じるのは、周りにいる貴方達に理解をしてもらえない、ということだよ。私が大変に思っていることは、あなたのデリカシーのない言葉。それだけ。