最近、天井裏でカリカリという音がします。
ちょうどハムスターがペレットや木をかじる音に似てるんです。
一瞬、ハムスターが屋根裏に登っちゃったのかなと思ったのですが、よく考えたらハムスターは、布はよじ登れるけれど、家の外壁は流石に登れないだろう。
現実的に考えれば、ネズミが入っちゃったとしか思えません。
ハムスターなら救助に行かなきゃ、と思った私は、ネズミなのなら駆除しなきゃ、となったのです。
そしてとってもとっても、悲しい気持ちが湧き出しました。
どうして、ハムスターなら助けるけれど、ネズミだとダメなのだろう。
同じ齧歯類なのに。
似た音を立てる、天井裏にいるネズミを思うと、胸が締め付けられた。
やっぱりネズミには出て行って欲しいと思ってしまう。
パンダネズミみたいに、ペットで飼われている可愛がられているネズミだっているのに。
野ネズミは衛生面からイヤだって思うのです。
どうしてなんだろう。
どうしてこんな区別があるんだろうって。
今でも天井裏の物音を聞くと胸が締め付けられてしまいます。