神社のお賽銭と神さま 神職語りシリーズ | なかいま ~ただこの瞬間を

なかいま ~ただこの瞬間を

なかいま

過去から未来へと、連綿と続く時間の中で、その「中」である「今」を生きる。という言葉です。

なかいまを生きるとは、今この瞬間の自分自身を、全力で経験するということ。

ハムスターのちょびのすけに、常に全力で振り回されています(笑)

神社へ参拝して、お賽銭を入れるときに、
ぜひ、意識して欲しいことがあります。



それは、


何故私はお賽銭を入れるのだろう。

と言うことです。

その答えが、今のあなた。




そういう決まりになっているからなんとなく?
と言うあなたは、自分自身を見失っていないか。
人の言うなりに生きる事に疲れていないか。


何か願いを叶えるため。
と言うあなたは、その願いに自分が感じている価値が、お賽銭の額です。


五円玉を入れて、ご縁がありますようにと願うのは、
あわよくば手軽に叶いますように。
という気持ち。




心屋で言われている神社ミッションについて、
前に現実的な解説を神職目線でした事がありましたが、


エネルギー的には、

何故お賽銭箱にお賽銭を入れるのか。
と言うところが大切になります。


別に神社に参拝して、
お賽銭を入れずに帰ってもバチなんて当たりません。
神職が言うのだから安心してください(*´ω`*)

ほぼ全ての神社はお参りするのに入場料も取っていません。

でも、お賽銭を入れる。
その時に、心に浮かんでいることが、
超大切なんです。


何のためにお賽銭を入れるの?


自分のため。
大切な人のため。


その気持ちは、自分にとってどれだけの価値があるのか。

お賽銭の本質はそこです。







うちの神社には、お正月等にいつも祈願される企業が何社かあります。

初めは少人数で来られていた企業が、
年々人も増え事業所も増え、そのうち
大勢の社員さんたちで祈願に来られるようになりました。

皆さん、仲良くてとても嬉しそうです。

代表の方の会社を大切に思う気持ちが、
人を集め仕事を集めてきたのだろうなと、
ほっこりした気持ちでお迎えしています。



本当は神社で祈願しなくたって、仕事はできる。
でも、そこで時間を作って神社に来て、
お金をかけて祈願をするときに現れる
「社員を含めた会社を大切に思う気持ち」
が、本当に大切なものなのだろうと思います。


言わなくてもその思いは現れ、伝わっていく。



皆は神さまにお参りをしているけれど、
何かを大切に思う、
その気持ちそのものがまさに神さまなのです。






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