ハムスターの言葉が理解できない人間たち 飼育日記増刊号 | なかいま ~ただこの瞬間を

なかいま ~ただこの瞬間を

なかいま

過去から未来へと、連綿と続く時間の中で、その「中」である「今」を生きる。という言葉です。

なかいまを生きるとは、今この瞬間の自分自身を、全力で経験するということ。

ハムスターのちょびのすけに、常に全力で振り回されています(笑)

今日、この写真のキャプションに


🐹なんだこれー



って、つけていましたが、
これはハムスター語が解らない私の、
大いなる勘違いでした。



違います。
本当は、
ちょびのすけさんは、こう言っていました。




🐹ボクのゴハンがここにある···






失念していましたが、
私は土曜日、冷蔵庫の下にちょびのすけが隠していた、エサを掃除して、ゴミ箱に入れました。


これです。




ちょびのすけは、
ゴミ箱の中にこれがあることが分かり、
冷蔵庫の下からはなくなっている事にも気がついています。



だから、
冷蔵庫より、ゴミ箱の側をウロウロしていたことが分かりました。



いつも鳴き声もあげない、
ハムスターの気持ちが分かったらいいのに、
と思った私はとても愚かで、
ちょびのすけは、
いつも沢山私に話し掛けてくれています。


人間である私の耳が、
ちょびのすけの言葉を聞いてやれていないだけでした。





ハムスター語がわからないばかりか、
超音波である声すら、
聴き取るのが不可能なだけで、

ちょびのすけは、いつも私に訴えかけています。


🐹ここから出してー
🐹走り回りたいよー
🐹ここに居たいよー
🐹喉かわいたよ





動物と会話ができる、
アニマルコミュニケーターと言う存在は、
志村動物園などに登場したハイジさんなどが有名ですが、テレパシーを使って会話をするそうです。

人間にも、本来その力があったとのこと。

その力は、私にも、心当たりがあります。





ちょびのすけと、
テレパシーで会話ができたら、

今よりも、もっともっと、
素敵な時間を過ごせるだろうな。



じゃまだとか、うるさいだとか言われても、
勝手な憶測で音を立てないようにしてるより、
よほど良いな。



物陰に入り込んだちょびのすけに
出ておいでと手を差し伸べても、
名前を呼んでも出て来ないちょびのすけ。

ネットで見ると、
名前を呼べば近寄ってくる子が多いみたいで、
それを思い出しては、
呼んでも出てこない、
近寄っても逃げられている私は、
ちょびのすけに嫌われているのだろうかと、
そのたびにしょんぼり悲しくなって居るのだけど、
もし、本当に放っておいてほしいのなら、
憶測で悲しい思いをしているよりも、
よほど良いなぁと思いました。



それほど、
私にとってはちょびのすけの幸せが
とても嬉しいことなのです。



冷蔵庫の底面は、
私から姿を隠すこともできるし、
ほんのり温かい。

狭くて落ち着いて
きっと、
ちょびのすけにとっての
とっておきの秘密基地だったんだろうなあと
思いました。