最近、子供の頃から描いていたオリジナルキャラクター「ののへかめ」を登場させました。
この子は、子供の頃、弟と落書き漫画を描いていて生まれた子です(最初にこれ描いたのは弟かも)。
いちおう、カメの擬人化。
ふたりは仲良し。
さて。
カウンセラー同期から、
「あの、ののへかめは何?」
という疑問が寄せられましたので、私が何故唐突に、ののへかめを描き出したのかを、つらつら書いてみようかな。とおもいます。
そもそも。
私は優秀であらねばならないを握りしめて生きてきました。
出来てるかどうかはさておき。
美大を出てないと、絵画を描く資格がない、とか
国家資格を持っていないとダメだ、とか
音大の声楽科を出てないと、オペラは歌えない、とか。
本物じゃないと偽物だ。
みたいな、謎の権威思考がありました。
そう。
私は、美大も出てないし音大も出てないけど、
絵を描くのも、オペラを歌うのも好きなのです。
そして、国家資格なんか持ってないからなんもできない。みたいな停滞感。
優秀神話が手かせ足かせとなっていたのです。
そして、先日いよいよ優秀神話が崩れ去り。
私は優秀という2文字を、諦め、手放しました。
それからの日常は。
あまりにも優しくて、
とても楽で軽やかなものでした(*´ー`*)
そして、思ったのです。
上手くなくても
好きなら充分ではないか。
ののへでも、描きたいから描こう。
さっきのカウンセラー同期は、
「同じように、完璧でなければダメだと思ってる人に、これでも大丈夫なんだと勇気を与えるかもしれないね。」
と言ってくれました☺
好きなことをして、誰かの喜びに繋がるのなら、こんな楽しいこともないなあと。
キチンとしてないといけないとか。
上手くなければダメだとか。
そんな縛りを解放して
楽しんだ先の世界は、とても緩やかな世界だなあと。
そんな気持ちで楽しく描いているのが、ののへかめだったりします。