第3の目が開かれた人たちに憧れて、この半年間がむしゃらに走ってきました。
全力疾走して、自分の能力以上に早く走りたくて、途中でドーピングして倒れたり……。
本当に色んなことを経験して、半年が過ぎました。
沢山泣いた。
悲しくて寂しくて嬉しくて安堵して。
そして、単発的に笑いもした。
幸せな心地になっていれば、それもやりすぎで押さえることを求められたり。
そして。
ここにきて、ようやく気がつきました。
私が憧れていたものは、生まれた時から私に内在していたことを。
私はただ、単にそれを思い出して、世の中に調和させればいいだけだってことを。
私は、子供の頃から不思議な幻覚を見る事がありました。
目の前には普通の景色が広がっているのに、その上に被さるように白く揺らめくビジョンが乗っている事が合る。
それはまるで、水面が揺れるようなビジョン。
それが何なのかは未だに解りません。
見ていると色々と形が変化するけれど、最終的には必ず同じ形をとって消える。
もしも私の第3の目が、全く機能しないのであれば、あれは何だというのだろう。
つまり、幼少時から、私は何かを見ているのでしょう。
少しづつそんな事を忘れながら、随分と年月をかけて遠くへ来てしまったけれど……
私がなりたいのは、幼少期まだ神さまと繋がって居る事を知っていた自分だった。
私が描く未来。
きっと、5年後には全ての謎が解けているという、未来予想。