ピアノを習う子の親の役目とは？

こんにちは、ピアニストの山崎綾子です。

先日の保護者様との面談で、こんなご質問をいただきました。

指の形がなかなか上手にならず腕を下げて弾いていて、その都度注意するのですが、キーっ💢となって練習を放棄しがちで困っています。

あまり注意しなくても大丈夫でしょうか？

指の形、腕の角度については、直接見てみないと分からないのですが、問題は

「注意すると、怒って練習をやめてしまう」

というところですね。

これ、よくお母様方から聞かれます。

つまり皆さんとっても真面目にお子さんのピアノ練習に付き合っていらっしゃるということなんですよね。

エライ！

でもね、いいですよ。

注意しなくて。

練習する・ピアノを弾く、ということだけ、面倒見ていただければ後はノータッチでいいです。

姿勢、譜読み、その他、ピアノに関わるすべてのことはレッスンで私が全部面倒見ます。

できていなければ私がその時間でできる限り教えますし、態度が悪ければ厳しく叱ります。

ご家庭で練習習慣以外でサポートしていただきたいことがあれば、その時にお願いをします。

通常は、「毎日、ピアノを弾くようにする」だけで大丈夫です。

肝心なのは、習慣づけです。

・ピアノを弾いてから遊ぶ

・ピアノを弾いてからおやつ

・ピアノを弾いてから夕飯

など、その子によってなんでも良いですが、決めてしまうといいです。

「毎日、１曲１回ずつでも良いから、とにかく弾く」

ピアノの椅子に座るまでが、一番大変なのですよ。

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