中部時間のゾーンに突入したので、カリフォルニアとの時差が2時間に開きました。
夜は10時頃にやっと暗くなる感じなので随分と北まで来たかと思いきや、地図を見るとネブラスカはアメリカの真ん中に位置しているのね、ふむふむ。
ここに来て、急に空気がじっとりしてきました。
湿気に慣れていない旦那さんにとっては不快で仕方ない様子。
私はこれくらいが丁度いいかな?
ワイオミングの風景はガランとして何もなかったけれど、ネブラスカはさらに輪をかけて空っぽな景色が続きます。
西から東に移動しながら、ノースプラットに3日間、グランドアイランドに5日間滞在しました。
どちらものどかな小さい町です。
ネブラスカ中で目につく、きれいに巻かれた巨大な干し草の束。
旦那さんがジャパニーズ・エッグみたいと言うので何のことかと思ったら、ダシ巻きのことでした。。。
そう言われると美味しそう!?
今も相変わらず毎日散歩してます。
訪れる町を本当に知ることができる貴重な時間。
グランドアイランドの住宅街は緑が多く、静かで、歩くのも気持ちいい!
道も家も庭も、ため息が出るほど大きいです。
ノースプラットでは、公園を散歩していたら真っ白なクジャクに遭遇!
私にとって旅の楽しみの一つは、地元のスーパー巡り。
ここでは巨大マシュマロを発見しました。
ジャンボサイズまでは見たことあるけど、ジャイアントは初めて。
こんな恐ろしいポップコーンも初めて見た。
ショッピングモールでは、竜巻が来た時の避難所がありました。
普通に怖い。
町のあちこちで見かけた、降雪時の避難ルートのサイン。
この暑さでは、雪なんてイメージできないけど…
私から見たネブラスカの魅力は、果てしない大草原、のどかな
私たちはどう見ても地元人には見えないようで、どこへ行っても「どこから来たの?」と声をかけられます。
みんな人懐っこくて、優しくて、大らかで。
住宅街を運転していたら(RVじゃなくて車で)、ストリートで遊んでる子供たちが手を振ってくれたり。
散歩していても、ある家の前を通りすぎたら、玄関のポーチでくつろぐ大人たちも手を振ってくれたり。
自己中な人盛りだくさん!なLAから来ると、ここでの人とのかかわり合いが本当に温かく感じられる... というか驚きの連続です。
それでもまだ慣れずに、変にガードを固めている自分が哀れに思えるほど。
ひとつだけ残念なことを挙げるとしたら、肥満の問題かな。
あり得ないほどの大きさの体の人が多すぎる。
太りすぎて歩けないのか、電動車椅子に乗ってる人も何人も見かけました…
ま、それはさておき、みんな心から優しいネブラスカ、最高~!
あるレストランで、最後にお会計をお願いしたら、伝票の裏にウェイトレスのお姉さんのメッセージが書かれていました。
「安全な旅を」って。
毎日こういう“ちょっとしたいい事”が起こるから、ネブラスカがどんどん好きになっていく!
これまで「ド田舎」だからって半分バカにしておりました、ごめんなさい!
撤回します。
ここは素晴らしい州です。