リーダーとしてスタッフを上手にまとめてくれていた
仕事の能力の高いその職員さんとは
私が管理者になってからずっと一緒に働いてきた
性格も考え方も私とは真逆の職員さんで
でも支援者として
向いている方向は同じだったと思ってる
言葉遣いが決して良くなかったけれど
そこには嫌味もなく、むしろ温かさのある言葉遣いをする人だった
けれど入居者さまにとって
その言葉遣いの悪さがよくない影響を受け始めてきた
中には恐怖を抱くようになる入居者さまも出てきた
そうすると虐待として捉えられてもおかしくない
確かにその職員さんを中心に
支援の質が落ちてきたな・・・と感じていたのは事実だった
オーナーのお気に入りでもあったその職員さんの今後について
会議を開いた
最終的な判断をするのはオーナーしかいない
彼女が自ら退職する方向へ・・・との結論に至った
それは管理者の私が彼女に下さなければいけない
彼女はプライドが高く常に自分中心でないといられない性格だった
でも人一倍繊細な人だと知ってた
翌日彼女に電話した
プライドの高い彼女はすぐに
「じゃあ辞めるよ」
と言った
電話切った後 涙が出てきた
社会ってこんな不条理なことばかり・・・・・