こんにちは。綾小路雨麻呂です。
金沢市長選で初当選した陣営がツイッターを使い、
選挙運動を投票当日夕方まで「今５００票差」
などと書きこんでいたことが報道されています。
ネット選挙解禁の流れから、どう判断されるか
注目していきたいですね。
さて、また統合医療についての話です。
統合医療が求められる根底にあるのは、
西洋医学では治せなかったり、
原因や予防法が説明されないことへの
不満や不信ではないでしょうか。
西洋医学のすぐれているのは
救急医療でしょう。
けがなどへの対処は効果的で
治りも東洋医学などに比べ
数段早く、その分通常生活に
戻るのも早くメリットは大きいです。
西洋医学でよく言われるのが
対処療法についてです。
症状に応じて処置を施していくという
やり方ですね。
熱が高いなら熱を下げる処置を、
のどが痛いなら痛みを和らげる処置を、
といった具合です。
腰の痛みが引かないので
神経ブロックを注射するなどは
極端な例ですが…。
熱が上がっている主原因を重要視せず
熱だけ下げてしまうわけです。
もしかしたら菌を殺すため
体温を上げているかもしれないのに。
体温を下げることで
菌を助けてしまうかもしれないのに。
われわれは、お医者さんは体のことなら
何でも知っているという風に思いがちです。
でも実際は違います。
診療科目がありますね。
内科、外科、皮膚科などなど。
最近では分け方もいろいろですが、
基本厚生労働省に届けられている診療科目以外の
治療行為はそこの病院ではできないわけです。
制度でそうなているのです。
どうしてそういう制度を作ったかも気になりますが。
でも、人間の体は頭のてっぺんから
足の先までつながっています。
当然病気の要因は全体を見ないと
いけないわけですが、
ここにそれを阻むものがあるわけですね。
これはなんか違う、おかしいということで
医者も患者も納得するための考え方、
医療のひとつとして
ＥＢＭ(Evidence Based Medicine)が
生まれました。
根拠に基づく医療という考え方、治療法です。
これについては、いろいろあるので
次回以降でじっくり取り上げたいと思います。
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