こんにちは。
歯科衛生士の前池 綾乃です。
10/25・26は
日本歯周病学会秋季大会が福岡県で
開催されます。
私は26日のみ参加します。
大阪から福岡まで、日帰りで行きますよ！
今回の学会は、
①歯科衛生士教育講演
②超音波スケーラー実習
を受講します。
①歯科衛生士教育講演
見どころは、
（1）正しい歯周病の評価法
(ポケットプロービング，根分岐部検査，
咬合検査など）
（2）歯周病診断の新基準について
（3）歯の予後判定（将来予測）をする際に
おさえるべきポイント
（4）認定歯科衛生士申請のための
準備方法と間違いやすい点について，
口腔内写真，歯周組織検査，診断，
治療計画の立案，歯周外科手術，
メインテナンスなどの具体的事例
と、基本的な内容から
大切な基準を学んできます。
認定歯科衛生士を目指す方は、
この教育講演を受けて下さいね！
②超音波スケーラー実習
指導してくたさるのは、大月先生。
以前は、歯石や内毒素が
セメント質の内部まで入り込むため，
それを除去しないと治らないという
考えがあり，そこにマニュアルキュレット
偏重主義がありました。
しかし，
歯根表面の内毒素を含めた
バイオフィルムを除去することで，
十分な治癒が得られることが
多くの論文で示されたことにより，
「無駄なセメント質の除去は慎むべき」
という現在の考え方に徐々に移行してます。
実際，マニュアルキュレットと
超音波スケーラーの歯周炎治療効果は
同等であり，効率の良さと不快感の
軽減効果は超音波スケーラーに軍配が
あがります。
私はハンドスケーラー(マニュアルキュレット)
と、超音波スケーラーの両方が大切だと
考えていますが、
大月先生は、
超音波スケーラーをなんとなく使っている人が
多い中、どのくらいの人が理解して
使っているのか？と問われており、
私の使い方が通用するのか、
確認の為にも受講したいセミナー。
歯周治療における基礎知識の確認，
アップデート，
そして超音波スケーラーの使用方法を
見直す良い機会になること間違いないです！
歯周病学会の初の試みで、
今まではお話しを聞くだけの学会だったのが、
技術も学べるというスペシャルな企画です。
受講するには、事前に抽選に登録し、
当選した人が追加費用を支払い、受講します。
私、当選しました！！
なので、この実習を受けて、
みなさんにアウトプットしていけたらと
思います。
本当はランチョンセミナーを受けたかったし、
聞きたいお話しがたくさんありますが、
スケジュール的に厳しく、
この2つしか聞けません。
あとは帰る前にポスター発表と、
企業展示ブースは回りたいな〜と
思っています。
今年、私のセミナーの
「日本歯周病学会認定歯科衛生士を目指す
1Dayセミナー」
は約40名の方が受講してくださいました。
その方々が、
学会に参加しているかも…と思うと、
とても嬉しく思います。
学会でお会いしたら、
ぜひ、声をかけてくださいね〜！
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