鳥籠。陽炎。僕がキミと見ていた陽炎のように揺らめく明日は。たとえば。退屈な神様が僕らを閉じ込めた映画の終わりのように。オレンジ色の光の中に消えたように見えるけど。この身を切るような切なさを抱えきれないほどの愛しさに変えることが出来たなら。僕とキミが選んだ二つの道がいつか。ひとつになったなら。碧い空と静かな海をただ二人で眺めてたあの場所へ行こう。きっと。あのまま映画の中の鳥かごにつがいで飼われるよりも僕ら、したたかに幸せになれると思うんだ。