活字大好き本のむし 綾乃の本のつぶやきブログ -75ページ目

活字大好き本のむし 綾乃の本のつぶやきブログ

本を読むのがとにかく大好きです。
そんな好きな本の感想などを字数にとらわれず、つぶやいていくブログです。

普通とは変わった場所にあるコンビニ、そこは何故か夜勤バイトが1週間と持たない、入ってもすぐ辞めてしまう、幽霊が出ると噂されるっていうか、本当に幽霊の出るコンビニ。
幽霊の存在を信じない袴田は、高い時給につられて夜勤バイトを始めます。

最初は幽霊の存在を信じていなかった袴田でしたが、バイト直後から受け始めた霊障に悩まされ、徐々に幽霊が見えるようになって行くのですが、マッチョ系オネエの青山さん、可愛いけど腐女子で時々性格が入れ替わる平井さん、無口なイケメンで霊感の強い竹中さんの同僚に助けられつつバイトは辞めず続けていきます。

それには、高校時代の後輩女子で自殺した日向を、自分の一言で傷つけて自殺に追い込んでしまったという自責の念、コンビニに出る幽霊や特殊な事情を抱える人たちを助けられれば、日向に報いることが出来るのでは? 自分も過去から立ち直れるのでは? という思いからでした。

それでも、徐々に酷くなる霊障から、少しづつ日向の亡霊の存在が強くなって行き、ついに襲われる『醒めない夢』へと続けていくのですが。
ずっと恨まれているのではないかと思い込んできた彼女は、実際には自分が生み出した亡霊であり、過去に囚われた地縛霊でもありました。
竹中さんの協力で正気に戻った日向に助けられ、お互いに過去の感情に向き合う事で彼女の死を乗り越え、成長していく心温まるお話となっていました。

ただ、 日向の亡霊に襲われる『醒めない夢』の章は勿論なんですけど、『猫の怪』の章や幽霊に襲われるシーンの描写が、結構グロデスクでリアルだったし、今回の舞台になったコンビニが、樹海のそばにあるのが凄く怖かったです。

どんなに偏見と言われようと、樹海のそばのコンビニって昼までも怖いし、夜お客として行きたくないのに、夜勤バイト(社員としての勤務でも)は私にとってはもってのほかなのに、わりと普通に経営者をしているオーナーや、時給につられて、幽霊に耐性があから、過去の事情がる人達だったとしても、仕事できることを心から尊敬です。

幾つになっても夜、外に出かけて行くの苦手(なぜか外に行くのが苦手で、帰って来る分には割と平気だったりするんです(苦笑))な自分にとって、こんなコンビニは怖すぎる  ((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ
 

内容紹介

オネエに腐女子に能力者。そこは“霊”と個性豊かな店員の集うコンビニ。
樹海の中心に佇む、幽霊が出るという噂のコンビニの夜勤バイトに応募した青年・袴田は、心霊現象など信じないと宣言したにもかかわらず、初日から自動ドアが勝手に開閉するのを目撃してしまう。屈強な体格のオネエ店員・青山は幽霊の仕業だと囁くが、袴田は信じることができなかった。数日後、一人でいるところを急に首が締められるような感覚に襲われ、二面性キャラ(?)の腐女子店員・平井になんとか助けてもらう。この店はなにかおかしいと気づいた袴田に、物静かだが不思議な能力を持つ先輩店員・竹中が、辞めるなら早い方がいいと忠告する。違和感は次第に恐怖へと変わり、袴田はバイトを続けるかどうか苦悩する。しかし、信じていなかった幽霊が視えるようになり、恐ろしい目に遭うようになったのは、高校時代に自殺した後輩の少女・日向を助けられなかったことへの贖罪なのだと考え、バイトを続ける決心をする。何度も心霊体験に遭遇しながら働き続けいていたある夜、とうとう彼の背後に少女の霊が現れる。迫りくる霊に絶叫とともに店から逃げ出した先で、彼を待ち受ける運命とは──。期待の新人作家が贈る、青年の心の葛藤と成長を描いたホラー&ヒューマンドラマ。

 

KADOKAWA (2018/8/10)