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活字大好き本のむし 綾乃の本のつぶやきブログ

本を読むのがとにかく大好きです。
そんな好きな本の感想などを字数にとらわれず、つぶやいていくブログです。

シリーズも6冊目となりました(^^)

今回は狩人に攫われた妖たちが、闇の組織を通じてオークションにかけられ、海外に売られている事件が勃発。

狩人によって浅草の手毬河童や組合長の大和、スイまでもが攫われてしまい、更にはオークションの目玉として真紀にまで、魔の手が伸びてきたことを知った真紀と薫は。

状況を逆手に取り、津場木茜たち陰陽局と手を組み、眷属たちとともにオークション会場兼敵のアジトに乗り込み。
捉えられたスイさらには行方の分からなかった木羅々を見つけ助けるため。
スイの薬を使って1度限り、酒呑童子と茨木童子の姿に戻り、因縁の相手であるミクズや狩人のライと戦い、大暴れするお話だったのですが。

昔の大江山って、主が眷属たちへ向ける愛、眷属たちが主に向ける愛をもって、自分たちを滅ぼそうとする相手と戦っていたのかなとか。
一番長く茨姫を見ていたスイとの絆を読んでいたら、ほろっときてしまいました (ó﹏ò。)
どの思いも深く、優しく、暖かく読んでいて切ない。

さらに、昔の姿に戻れるのは1度っきり。
酒呑童子と茨姫の姿で再会を果たした、二人の別れの時が切なく泣けて来る。。。

悲しい別れはあっても、茨姫の大暴れと熊虎童子の活躍もあり。
ミクズやライたち狩人を退け、仲間を助けだし浅草に戻ってきた面々。
しばらくは平穏な日々が続くかと思われた、真紀を待っていたのは。

叶先生によって明かされた、薫すら気づいていない”嘘”。
来栖未来こと狩人ライとの因縁というか、信じられないような関係。

これを”嘘”と捉えてしまっていいのかな? という感じでしたが。
今までも大変なことを沢山抱え、それでも笑って頑張ってきたのに、薫すら気づいていない問題を抱えてしまった真紀のことを思うと。
今後の展開が気になると同時に、切なく悲しい気持ちになってしまいました (ó﹏ò。)

それでも、酒呑童子と茨城童子の眷属もほぼ揃い、浅草にも平穏な日々が戻ったのはよかった。
次巻のタイトル『あやかし夫婦は御伽噺とともに眠れ。』と物騒ですが(^^;;
物語も折り返し前の日常編となるようなので、どんなお話となるのか楽しみです。

そういえば今回の騒動のどさくさに紛れ、組合長の大和の前世が、酒呑童子の四天王いくしま童子の生まれ変わり(本人ほんの少しだけ能力は戻ったけど記憶はなし(^^;; )だったことが明かされたのですが。
薫自身も気づいていない嘘によって吹き飛んでしまった感じがあります。
大和、苦労人なだけでなく不憫なひとだ (ーー゛)
 

 

内容(「BOOK」データベースより)
茨木真紀は、鬼の姫“茨木童子”だった前世を持つ女子高生。同じく元“酒呑童子”の天酒馨や、前世からの仲間たちとともに、浅草で賑やかな今世を送っていた。ところがそんな浅草あやかし界隈に大事件が勃発!あやかしを商売道具にする悪しき人間「狩人」に、次々と捕えられているというのだ。助けに行こうにも敵の正体は不明。頼れる味方も今は囚われの身。そこで真紀たちは、普段は犬猿の仲である陰陽局の津場木茜たちと協力することにして―!?捕われた仲間たちを救うため、浅草の最強チームが推参します!

 


 

出版社: KADOKAWA
ISBN-13: 978-4040728568
発売日: 2019/3/15