シリーズ3冊目です。
今回は前巻最後に登場した、森の花壇に新たに配属された城ノ宮さんが関わるお話、姉妹の末っ子で男の名前を付けられた女性の偽名結婚、結婚離婚を繰り返す結婚ジャンキーの女性ともう1人の女性によるチャラ男の争奪戦の3編でした。
自分がブスであることと、美人への反感から拗らせ女子となってしまった城ノ宮さん。
美人に対しての嫌がらせをするような捻くれたところがあり、同じような顔貌ながら捻くれもせず、懸命に仕事をする香澄への嫌がらせで、ブーケ用の花をわざと発注しないという、フラワーコーディネーターとして新婦に対して最もやっては行けない意図的なミスを犯し、香澄と殴り合い(といっても平手打ち程度でしたけど^^;;)の喧嘩となります。
ブス同士の喧嘩も凄いけど、「黙れブス!」の一喝には驚きと共に大笑いでした (o_ _)ノ彡☆アッハハ!! バンバン!
城ノ宮さんこのまま嫌な人で終わるのかと思ったら、香澄に一喝され最後には少々不貞腐れながらもプロとしての意地を見せてくれて良かったです。
急遽用意したブーケを、新婦さんが心から喜んでくれましたしね(^^)
そして、城ノ宮さんと同じような感情を心の底では持ちながらも、それを隠して明るく一生懸命に振る舞う姿と、お客様の事を思ってキレるに香澄にますます惚れました(笑)
後の2編。
男の名前を名づけられたことでトラウマト言うか、コンプレックスを払拭しようと頑張る女性の偽名結婚も良かったのですが。
結婚離婚を繰り返す結婚ジャンキーの女性と、もう1人の女性によるパリピーチャラ男の争奪戦。
自分だけしか愛せないのに、誰かに認めて欲しい証人欲求と寂しさから、何度も結婚離婚を繰り返し、ジャンキーとなってしまった女性の自分婚のお話が凄く印象的でしたね。
パリピーチャラ男と2人の女性、どちらの挙式を行うかで悩んでいた香澄に対して、久世課長の「我々は結婚屋じゃない、結婚式屋なんだ」と結婚の多様性を説く言葉がストンと心に落ちてきました。
確かに結婚は法律で決まった事だけど、結婚式は法で縛られる事もなくそれぞれが選ぶもの、普通の結婚式の形式が当たり前になり過ぎて意外な盲点でした w( ̄o ̄)w オオー!
久世課長、香澄を追いかけ回す変人ながら、仕事での優秀さを見せつけられました、腐ってもエリートなだけはある(^^;;
2人の中も、ブスなら誰でもいいわけでなく、香澄だけを思い少しずつ近づいていく距離感が、もどかしくもあり微笑ましくなってきました(^^)
内容(「BOOK」データベースより)
“絶世のブス”ながらウェディングプランナーとして活躍するわたし、北條香澄は、フラワーショップに“わたし並みにブス”な城ノ宮さんが配属されたことに思いがけず動揺していた。“意識の高いB専”久世課長の目に彼女はどう映るのか…。そんな時、城ノ宮さんが先輩プランナーの玲子さんを陥れようとしたのを知ってしまい!?笑って泣ける痛快お仕事小説!
集英社 (2017/12/14)
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