2018年10月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:5078ページ
ナイス数:126ナイス
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10月の読んだ本をまとめたら、意外と多くの本を読んでいたことに驚きました(^^;;
■吉祥寺よろず怪事請負処 さまよいの街 (角川文庫)
お盆の時期のお話し4編。
地獄の釜の蓋が開く時期ということで、彼岸と此岸の境目があやふやになり、良いいモノも悪いモノも増え、普段では起きないような事が起きる。
あやかしとは関わらないようにしようとしていても、お人好しの保は知らず知らずのうちに自らも怪事に関わっていき、今回も啓介に助けらることになる。
仲違いした親友2人の返せなかった懐中時計の話しと、文月さんのお茶の話に心が暖まった。
最後に啓介にかかってきた電話の相手や、久世家で何が起こっているのかとても気になる。
読了日:10月31日 著者:結城 光流

https://bookmeter.com/books/12953163
■櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁 (角川文庫)
ばあやさんの誕生日祝いと称して故郷である、ぬかびらの温泉へと出かけた正太郎と櫻子たちは、フィールドワークの途中タウシュベツ川橋梁のそばで、若い女性の死体を見つける。
花房の影を感じた正太郎たちは、事件の真相を求め調査するも、残ったのは後味の悪い思いのみ。
物語が最終章に入っても、花房についてはほとんど語られず存在だけが引っ張られた感じがある。
信頼し始めていた青葉さんの、彼を知っている、花房は9月14日に死んだは一体何を意味しているのか、次回少しでも真相に踏み込むことを期待。
読了日:10月29日 著者:太田 紫織

https://bookmeter.com/books/13068718
■浅草鬼嫁日記 五 あやかし夫婦は眷属たちに愛を歌う。 (富士見L文庫)
シリーズも5巻目となり薫の嘘の話の前にホッと一息、バレンタイン、浅草七福神めぐり、ホワイトデーのイベントに、鬼夫婦と眷属の絆を再確認する日常回。
今回は鬼夫婦だけでなく眷属達の過去の話も出てきて、なんだかホワイトデーにスイとミカが作った九龍球みたいに色々なものをギュと詰め込んだ1冊。
最後のほうでは”狩人”の動きも本格化し、大和組長やスイそしてようやく見つかった茨木童子の眷属の木羅々がどうなってしまうのか気になるところで終わってしまったので次巻、浅草の水戸黄門がどんな活躍をするのか期待。
読了日:10月26日 著者:友麻碧

https://bookmeter.com/books/12996445
■向日葵のある台所
毒親からの言葉の虐待を受けて育った、中学生の娘を持つシングルマザーの麻有子。
実家との縁を切っていたが、母親の病気がもとで同居することになった事から、徐々に親子関係を見直す話。
最後に母正恵と麻有子がお互いの思いを打明けあうところで、正恵がしてきたをすぐには許すことはできないとは思うけど、少しづつお互いを知り関係改善に向かって行けたことに泣けた。
正恵と鈴子、麻有子、麻有子と葵、色々な母娘関係を考えさせられる1冊。
最後まで読み切って時にタイトルの意味が分かる。
今までの秋川先生のイメージとは真逆の本。
読了日:10月25日 著者:秋川 滝美

https://bookmeter.com/books/13003317
■燃える波 (単行本)
ライフスタイリストとして仕事をしながら、ラジオのパーソナリティーをつとめ、順調にキャリアを積む帆奈美。
大学の同級生の夫と猫の3人での静かな暮らしながらも、夫のモラハラと浮気に悩み、仕事で出会った中学の同級生澤田と恋に落ちる。
前作のミルク・アンド・ハニーを連想させるような内容。
ただ今回は帆奈美の相談役というか唆し役として、大人で大胆に生きているようでどこか繊細さを感じさせる、水原瑤子という存在があったので、最後まで読み切るのにかなりのエネルギー必要だった前作程違い、割とすんなり読み切ることが出来きた。
読了日:10月21日 著者:村山 由佳

https://bookmeter.com/books/12938180
■浅草鬼嫁日記 四 あやかし夫婦は君の名前をまだ知らない。 (富士見L文庫)
今回は由理の話しがメイン。
大切な人たちのためにずっと隠してきた由理の嘘が、妹の若葉のお兄ちゃんの本当の姿と名前が知りたいという願いから暴かれてしまう。
本当の姿と真名を知られたことで、由理のことを知る人の記憶から、自分の記憶を全て消してしまった由理が、若葉へ送った忘れな草の花言葉や、若葉の記憶を無くしても由理を思う気持ちが切ない。
若葉にはいつか本当の由理を見つけて欲しい。
最後に転校生として、新たな人間に化けて帰ってきた由理にお帰りと言いたい、この話は真紀、薫、由理の3人揃ってこそだと思うので。
読了日:10月20日 著者:友麻碧

https://bookmeter.com/books/12701781
■マリー・アントワネットの日記 Bleu (新潮文庫nex)
トワネットちゃんが王妃になってからの日記。
王妃になってからも変わった様子がなく、ギャル語やスラング満載でギャンブルやおしゃれ、Aとの恋バナが日記の中心
だったのが一転、後半は「首飾り事件」「バスティーユ襲撃」「ヴァレンヌ逃亡」「8月10日事件」などの革命の波に徐々に飲み込まれていくうちに、妻として母として王妃として成長していく姿が伝わってきた。
王妃でなければ違った人生を送れたんじゃないかと思うと切ないけど、最後まで天真爛漫なトワネットちゃんだった。
そんな彼女がやはり大好き。
読了日:10月18日 著者:吉川 トリコ

https://bookmeter.com/books/13004910
■マリー・アントワネットの日記 Rose (新潮文庫nex)
現代語、ギャル語、ネットスラングで書かれた、マリー・アントワネット14歳から王妃となるまでの日記。
十代半ばの等身大の女の子が、気取らずに書いている日記なので、今までのイメージが崩壊しそうだけど、現代にも通じる悩みを抱えた、ちょっとお道化の女の子だった。
「もうすぐ政略結婚する予定www、あたしがフランス王妃とかwww、ウケるって感じwww」とかのブッとび発言に目が行きがちだけど、ちゃんと史実に基づいた歴史書になっているから吉川先生凄い。
王妃になってからのことも知っているので、Bleu読むの辛いかも。
読了日:10月17日 著者:吉川 トリコ

https://bookmeter.com/books/13004909
■少年陰陽師 けがれの汀で恋い慕え (角川ビーンズ文庫)
新刊を読む前に再読。
何度読んでも絶望感が強い。
昌浩の寿命、為すすべのない陰陽師と式神、智鋪衆に捕らわれていく人たち、智鋪に与した成親さん。
一体どこに希望を見い出せばいいのか、分からなくなってくるぐらいに切なくつらい。
読了日:10月15日 著者:結城 光流

https://bookmeter.com/books/12249291
■少年陰陽師 おどみの殿でこころざせ (角川ビーンズ文庫)
長い間読んできたシリーズだけど、こんなにも泣いた巻はないってぐらいに泣いた。
いや成親さんの想いの深さに泣かされたと言ってもいいかもしれないぐらい。
昌浩が絶対に敵わない兄上と言うぐらいに、覚悟も信念も力量も段違いだった。
一度は晴明の後継と言われた人なだけある成親さん。
読了日:10月14日 著者:結城 光流

https://bookmeter.com/books/13130002
■最後の晩ごはん かけだし俳優とピザトースト (角川文庫)
今回は常連客の淡海から、「もう一度役者に戻りたくはないか?」との不意の問いかけや、後輩の李英の芝居の練習に付き合うことで揺れ惑う海里と彼の元に現れた役者の幽霊の話しが中心。
急なこととは言え、幽霊や李英ベテランの先輩と一緒に舞台に立ったことで、改めて自分の芝居に対する思いを自覚したり、あの人との出来事を吹っ切ってまた少し成長した海里が、夏神さんの元から巣立っていく日はそう遠くないのかなという気がしてきた。
今回の幽霊は穏やかで存在感があまりないけど、じわ~っと心に染みてくるような役者さんだった。
読了日:10月13日 著者:椹野 道流

https://bookmeter.com/books/12888813
■鵜頭川村事件
家父長絶対の跡継ぎ至上主義に一族優遇の因習が残る鵜頭川村。豪雨により閉鎖した村で起こった殺人事件がもとで、それまで抑圧されきった若者達による動乱のパニックサスペンス。
途中まで緊迫感と閉鎖された田舎ならではの嫌悪感が強かっただけに、後半の学生運動のような話の流れ、殺人や動乱を扇動した犯人の動悸がちょっと薄っぺらく感じられたのと、「エイキチ」が思ったていた以上に話の内容に関わってこなかったのが残念。
岩森と辰樹の死闘はやりすぎだが、幼い娘を守ろうとする父親の信念だけが救いだった。
読了日:10月11日 著者:櫛木 理宇

https://bookmeter.com/books/12905878
■うちの執事に願ったならば 5 (角川文庫)
花穎と衣更月それぞれの理想を求めるあまり、すれ違う2人が今回はいつも以上にもどかしかった。
ヴァズの『理想は人に求めるものではありません』は、半人前主従にとって、今後とても大切な言葉になって行くような気がする。
何時か花穎がこの言葉を知り成長して、2人の溝が埋まる日が来ることを願わずにはいられない。
「クライム・クレイム・クライン」「A grin without A cat」が気軽に読める話で面白かった。
読了日:10月09日 著者:高里 椎奈

https://bookmeter.com/books/13005692
■サークル 猟奇犯罪捜査官・厚田巌夫 (角川ホラー文庫)
ガンさんと死神女史の新婚時代と、比奈子シリーズの『COPY』に繋がる魔法円殺人事件の始まり。
サー・ジョージの事件後、結婚した2人を待っていたのは幸せな結婚生活ではなく猟奇的な魔法円殺人事件。
この事件が元で死神女史はお腹の子を死産、どちらも家庭より仕事中心で、刑事と検視官の関係から夫婦になりきれなかった2人の悲しい結末。それでも形に拘らない関係は夫婦以上の信頼関係と絆を結んだように思う。
本編の最終巻の前に、ガンさんと死神女史の過去や魔法円殺人事件を知ることが出来てよかった。
読了日:10月06日 著者:内藤 了

https://bookmeter.com/books/13000992
■居酒屋ぼったくり 10
美音と要の結婚が正式に決まり、やっと一歩を踏み出す二人と居酒屋ぼったくりの今後のお話が中心となり、結婚へ向けての段取りが中々進まない姉を心配して、要や常連客に相談を持ち掛ける薫と、自分が結婚した後の妹の生活や姑となる八重の事で踏ん切りのつかない美音のお互いを想いあう絆。そんな姉妹のことを心から心配する、常連客や商店街の人たちとの義理人情だけでは語りきれない絆の深さと思い遣り、色々な想いと絆が全編を通して伝わってきて、時に切なくほっこりとさせらるお話になっていた。
読了日:10月04日 著者:秋川 滝美

https://bookmeter.com/books/13171419
■心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 嘆きの人形 (角川文庫)
叔父である一心から、山梨にある造り酒屋での怪奇現象の調査を依頼された八雲達の一泊二日の心霊ツアー。
子供たちが起こした心霊現象はちょっと切なかったけど、安定した読み応えでサクッと読了。
今回は掛け軸に描かれたあの人達の足跡が垣間見れたり、本編には出てこない、一心さんにまた会えて凄く嬉しかった。
そしてやはり一心さんは八雲の叔父さんだと思った、最後の詰めが甘いと言われつつも笑顔で腹黒さを覗かせるあたりは、八雲よりも一枚上手な感じがする。
読了日:10月03日 著者:神永 学

https://bookmeter.com/books/12936761
■コウノドリ(14) (モーニング KC)
『子宮頸がん(後編)』『身長差』『時間外受診』の3編。
前回から続く子宮頸がんのお話、治療をめぐっての夫婦のすれ違いと葛藤、ワクチンに対してのケイコママの複雑な心境など読んでいて辛かった。
『時間外受診』
妊娠出産はいつ何が起こるか分からないので、時間外でも丁寧に対応してくれるゴロ―先生や、言葉はきついけど妊婦さんや赤ちゃんの事を第一に考える四宮先生の様な先生が居てくれたら凄く心強いと思った。
ゴロ―先生と四宮先生にはお疲れ様でしたと言ってあげたい。
それと下屋先生ナイスアシストでした。
読了日:10月03日 著者:鈴ノ木 ユウ

https://bookmeter.com/books/10966067
■六道先生の原稿は順調に遅れています 三 (富士見L文庫)
シリーズ3冊目にして最終巻。
今回は六道先生の過去の話がメイン。作家六道琮馬の半生を描いた自伝的小説を描くことになった六道先生と詠見は、過去をたどる取材中に「雲外鏡」の加賀美に自伝小説は書くなと忠告されつつも、過去を辿って行くと六道先生自身も記憶にない驚きの真実を知ることになる。
六道先生の過去というか誕生秘話には驚かされたものの、自分では物語を生み出す力はないけど、書くのが好きでやり続ければものになるを地で行く六道先生が、今後徐々に年を取っていく様子と詠美とのこれからをもう少し読んでみたかった。
読了日:10月01日 著者:峰守 ひろかず

https://bookmeter.com/books/12916455
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