今日は2月18日

あれから丸3年


わたしを育ててくれた
おばぁちゃんの命日を
奄美大島で過ごしてるなんて
あの頃は思いもしなかったけど

今日、夫は仕事だし
父は手術なので

わたし1人、自転車を走らせ
おばぁちゃんちに行ってきました




お仏壇に線香をあげて
おばぁちゃんに手をあわせ

本家の畑で収穫した『たんかん』
も、お供えして

ひとりごとを言いながら
空間のおばぁちゃんに話しかけた

線香の火が消えるまで
縁側で日なたぼっこしながら
広い庭や、周りの山々を
ほけーーーっと眺めてました
自転車で7km走ってきたから暑い~(笑)

 
 



あの時、

悲しい気持ちに震えて
本土と島を行き来するのが苦しくて

『訃報を受けて飛ぶなんて
もう味わいたくない』

って、思ったんよね


普通に帰省するだけでも
飛行機の離着陸時
胸がきゅーーーん
と締め付けられるのに

窓の外に見える
奄美の美しい景色が
切なさを加速させるというか

純粋な美しさって酷やな、
って感じたっけなぁ…



ちょっとせっかちで
おっちょこちょい天使になった
おばぁちゃんは

不自由な肉体から解放されることが
これほどまでに自由なのか、と

好きな時に、好きなところへ
飛んでいける楽しさを
満喫してるようです(笑)




よくゆってたんよね
『生まれる時代をまちがった』
的なことを

うん、わかるわーーー

島より都市に馴染む
超ファンキーな人やったから

ファンキーでアメリカンやのに
小さな集落の長女に生まれ

なんか、、、
似合ってないーーーっ(爆)



ほんで、こうもゆってた
『違う時代に生まれてたら、わんは(わたしは)
世界中を(バリキャリで)飛び回ってるんよぉーー』

って(笑)

耳タコ 爆笑





今でも、あの時助けてくださった
お客さまのことは忘れません

折に触れては思い出され
心から感謝しています(泣)

みなさんのおかげで
こんな優しい場所に来れました

みなさんもぜひ
奄美の優しさに包まれに
来てくださいね♡♡♡


彩矢乃





とうとがなし
 
奄美大島の方言で、先祖や神、
自然や人々への最上級の感謝や祈りの言葉