アフリカ人もFacebookをやっています。 | 末廣亜耶乃のトランペットとピアノまみれの日常

末廣亜耶乃のトランペットとピアノまみれの日常

トランペットとピアノの二刀流音楽家です。
音楽関係のウンチクを始め、
音楽に溢れた日常のぼやきを投稿しています。

アフリカ人もFacebookをやっています
ザンビア人もFacebook大好きで、人によってはアカウントを複数もっていたりするほど。
私の生徒たちもみんなやっていて、学期間休みになると頻繁に連絡を取り合います


ワタクシ末廣亜耶乃(すえひろあやの)がザンビアで指導していた学校は全寮制の男子校

普段は携帯を持ってはいけなくて、もっぱら携帯を酷使するのは学期間休みで、現在丁度休みに入って少しした所

毎日誰かしらと連絡を取り合っております。



私が2年8ヶ月ザンビアにいた間に、特別な生徒は3人いました。
そのうち二人は私が帰国する時に卒業した2人。
一緒に演奏旅行もしました。

http://youtu.be/rzAWOBCV7JM
ここからyoutubeで見てくださいね

もう1人はこの子。

 

2012年に入学してきて、最初全然吹けないけど毎日なんだか楽しそうに自主練習に来てて。
だからちょっと教えてみたら、
実は運指を先輩が教えていなかっただけで、
教えたこと全部一回くらいで出来てしまうとんでもない子でして

それだけでなく、私が教えた事を、他の友達により噛み砕いてゆっくり教えてあげる事ができる思いやりの心を持ったすっごく素敵な子。

学校にチューバは一台しかなくて、最初この子はユーフォニウムだったのだけど、才能を引きずり出すためにチューバに移したのです。
最高学年でもなんでもない子に一台しかない楽器を渡すのは前代未聞で、
その際、やはり周りからの嫉妬とかを最初気にしたんですが、
「何かあったら私があなたを守るから。」
と宣言した私に迷わず付いてきてくらた彼。
そして誰よりもずーっと練習して周りの嫉妬を打ち砕く程成長してくれた彼。
それでいてとことん周りの友人の面倒を見てあげたりできちゃう優しい彼。


なんというか、魂のレベルが高いというか…

だからこそこの子が大切で、1人になる状態で残して帰るのが、心配で心配で。

昨日、この子とfacebookでやりとりをしてた時に私は、
「あなたは私の特別な生徒だからすごく心配してる。」
と言ったところ

「僕はあなたから学んだこと何もかもを忘れないためにもベストを尽くしてる。いつかあなたについてゆくために吹奏楽部を卒業するその時も、ベストを尽くす。心はあなたと一つだから。」
との答えが。

"one heart"
その言葉で急にボロボロ涙が出てきて、ザンビアに帰りたくなりました。


そう近くない数年以内にそんな彼と、その他にも大事にしてた2人へ、日本にくる機会を設けるのが今描いている夢の一つです。
色々な初めてを経験して、彼らは良い形で消化して、きちんと世の中に還元してくれるのを知っているからです。


 

いつも読んでいただきありがとうございます。
アフリカ帰りのトランペット奏者、末廣亜耶乃のトランペット教室は現在生徒募集中でございます。
レッスン内容などトップページからのリンクもございます。
お問い合わせの他、質問も受け付けておりますのでお気軽にご連絡頂ければ幸いです。
ayano19840102@yahoo.co.jp (末廣まで)
尚、29日にグループレッスンの企画もございます。
どしどしお問い合わせくださいませ。

 
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