ピアノ早期教育の弊害。 | 【-AI- music】またドイツで暮らすことになりました。

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ピアニストが綴る。
日独ピアノ&バイリンガル教育&日常など
ドイツでの子育ての記録。

何をするときでも1番重要な事。

 

脱力!

 

必要な時に必要な力を使って、

後は脱力が出来るかが上達の鍵となる。

 

小さな子供がピアノを弾く場合、

大概指の力が弱いので、力が入ったまま、正しくない指の動きをする。

 

早期教育の1番の弊害はここにあると思う。

 

5、6歳まではピアノを弾かせず、リトミックのみという先生。

最初はグランドピアノではなく、簡単なキーボードからでいいという先生。

 

その1番の理由は、手が出来上がっていない幼少時に変な癖をつけたくない。

だと思う。

 

だったら、最初から脱力の練習をさせればよいんだけど、この練習、地味過ぎてなかなか子供は耐えられない。

 

 

あくびされるか。

手を払い除けられるか。

脱走されるか。

ふざけ倒されるか。

🧒🏻👧🏻🧒🏼👧🏼👦🏽👦

 

 

 

子供の機嫌を取り、楽しく弾ける事を優先させた結果、

変なクセが見事についたホームが出来上がる。

 

これ、結局何歳で直すにしろ、

めちゃくちゃ大変‼︎‼︎

 

かと言って、

1番時間に余裕がある幼児期

やれば結構な曲が両手で弾ける4、5歳にリトミックだけで終わらせるのは勿体ない。

両手を動かせば脳への刺激も盛り沢山

今始めずにいつやるー!

というのが私の考え。

 

 

嫌にならないようにバランスを考えながら。

一番難しいところです。