フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯は、仙台市体育館で行われ、
女子は11月30日にショートプログラム、
12月1日にフリースケーティングが行われました
結果は以下の通りです
1位 カロリーナ・コストナー
2位 サラ・マイヤー
3位 武田奈也
優勝したカロリーナ・コストナー選手は、
ショートが61.24点で首位、フリーでは103.45点で2位となり、
合計164.69点でした。
2位のサラ・マイヤー選手は、
ショートが59.16点で3位、フリーでは104.01点で首位となり、
合計163.17点でした。
3位の武田奈也選手は、
ショートが55.06点で5位、フリーでは99.77点で3位となり、
合計154.83点でした。
(左から、サラ・マイヤー、カロリーナ・コストナー、武田奈也)
メダリスト会見
ショート演技終了後の会見に出席した上位3人
(左から、サラ・マイヤー、カロリーナ・コストナー、安藤美姫)
うーん、残念ながら女子はフリーが全体的にミスの目立つ大会になりましたね。
フィギュアスケートは本当にどんな結果になるか予想が出来ないのが面白くもあります
では、注目選手のコメント、感想などです
エキシビジョン
日本勢の日本大会6連覇を阻み、グランプリシリーズ初制覇
日本人としては、ちょっと悔しいですね…。笑
この結果、コストナー選手は地元トリノで行われるグランプリファイナルの出場権を獲得しました
「とてもうれしい。ベストの演技ではなかったが、GPファイナル出場が今季の夢だった。
ジャンプの安定性を高めて、緊張しすぎず楽しみたい。」
コストナー選手はショートが得意なようで、
グランプリシリーズの2大会とも60点を越えています
でもフリーはあまり調子が良くないようで、
今大会でも103.45点と決して良い得点ではなかったですが、
他の選手も調子の悪い選手が多かったようで、それに助けられた面も…
サラ・マイヤー選手
エキシビジョン
グランプリシリーズで総合7位と惜しくもファイナル進出を逃したマイアー選手。
正直今大会で2位に食い込めたのは、安藤選手が思わぬ結果になったおかげというのもあり…
フリーの得点は決して良くはありませんでした
最近あまり調子が良くないようですね~。
あ、ショートの衣装の模様が風船になっていて、可愛かったです
フリーの衣装はちょっと地味めでした…。
エキシビジョン
今季からシニアのグランプリシリーズに参戦したばかりで銅メダル獲得と大健闘
グランプリシリーズ初の表彰台となり、表彰式で満面の笑顔を見せてくれました
カナダ大会での6位も充分健闘したと思いますが、それから3つも順位を上げました
ショートではジャンプをミスなくこなし、
3つのスピンとスパイラルがレベル4、ステップもレベル3に認定されるなど会心の演技
フリーの得点は99.77点で、
ジャンプの転倒で減点されてしまい惜しくも100点越えはなりませんでしたが、
合計点で目標としていた150点を突破
(試合後のコメント)
すごく緊張していたので、演技が終わったらほっとした。
日本のお客さんがたくさん声援を送ってくれて、気持ち良かった。
試合前は足が震えたし、(声援に)ビックリしたけれど、うれしくて、伸び伸びと演技ができた。
フリップは回転不足を取られたけど、失敗しても挑戦できたので次につながる。
カナダで外したジャンプも今日は跳べた。
今日の演技は、すごく自信になる。
これからまた大きな大会に出て、日本でも海外でもお客さんに知ってもらって、
お客さんの期待に応えられるようになりたい。
次は全日本で良い演技をして、フリーで100点を超えてパーソナルベストを出せたらいい。
もっともっとレベルアップして、パーフェクトな演技で期待に応えたい。
(メダリスト会見でのコメント)
メダルを取れると思っていなかったので、
帰る支度をしていた時は(3位になったと聞いて)すごいビックリしたけれど、
表彰式でメダルをもらった時に「こんな大きな舞台で表彰台に立てたんだ」と思えたので、良かった。
いやーこの若さで(18歳)プレッシャーにも押し潰されず、緊張感を良い風に演技に出せるようですね
しかもめちゃめちゃ前向きで、彼女の笑顔を見ると私も笑ってしまいます…(ちょっとアブナイ)
武田選手の今後が楽しみです
安藤美姫選手
この日は4回転サルコウを4度試みて3度成功。
(奥にいるイケメン男性は誰…)
ショート60.52点で2位、フリーでは85.29点で7位となり、
合計145.81点で4位という結果に終わりました…。
ショートは完璧ではないものの大きなミスはなくまずまずの結果で、
1位のコストナー選手と0.72点差で逆転の可能性は大でしたが…。
フリーで、ジャンプで3度の転倒などミスを連発し、まさかの4位。
今季グランプリシリーズ初勝利どころか、表彰台も逃してしまいました…。
今大会で2位以上(3位でも可能性あり)となれば、グランプリファイナル出場が確定
だったんですが、残念ながら4シーズン連続のファイナル出場を逃してしまいました
ファイナルの開催地は、15位と惨敗したトリノ五輪の会場。
五輪の雪辱を期す目標も、果たせなくなってしまいました…。
「自分の弱さが目立ってしまった」
正直演技を見ていて、やる気がないのかなーとさえ思ってしました。
フリーではジャンプで転倒、回転不足、手をつくなど、相次ぐミス。
転倒した際に、右太ももにスケート靴のエッジが刺さるアクシデントも。
演技直前の6分間練習で調子が良かったはずのジャンプが決まらず、「不安だらけだった」とコメント。
モロゾフコーチからの指示にも、演技に集中するのが精いっぱでそこまで頭が回らず。
「コーチのいうことを聞き入れなきゃいけなかった」
「ジャンプ以前に気持ちの問題。本当に気持ち次第、私の演技は」
試合でミスが続く原因については、
「世界選手権の時に自己ベストを尽くしたということは、すごくうれしかったが、
それ以上の結果(優勝)に驚いてしまった。
そこでやり遂げたという気持ちになってしまった。
もう一つ理由があるけれど、プライベートなことなので言えない。
いろいろあって、気持ちがスケートに向かず、試合も出たくないと思ったこともある。」
だそうです…プライベートな事とは…恋愛面でしょうかね、やっぱり…。(勝手な想像)
高橋大輔選手と付き合ってる風に見えるんですけど、違うんですかね?
プライベートな部分が大きく影響してしまうタイプ…こりゃあ大変だ…。(誰)
「ファイナルに行けなくて残念だけど、
全日本選手権までに休憩が入るので気持ちを整理する時間が設けられる。」
全日本選手権は今月26日から開幕ですが…それまでに立て直すことができるでしょうか
![ケアベア イエロー](https://emoji.ameba.jp/img/user/ki/kittyn94/8197.gif)
![ケアベア イエロー](https://emoji.ameba.jp/img/user/ki/kittyn94/8197.gif)
ショート35.98点で、最下位の11位という結果になってしまいました。
沢田亜紀選手が体調不良のために欠場し、急遽代わりに出場したそうです。
「恥ずかしい演技をしてしまい、悔しい。体調不良で練習ができず、
緊張で足も動いてくれなかった。フリーは恥ずかしくない演技で滑りきりたい。 」
とコメントしましたが、残念ながら数日前から体調を崩し、
フリーの日には熱が39度まで上がったため大事を取って棄権したそうです。
ショートの演技を見ていてもすごく辛そうで、可哀想でした…
他にも、私の好きなアリッサ・シズニー選手なども出場していましたが、
ショートが58.24点で4位、フリーでは86.08点で6位となり、
合計144.32点で6位という結果でした。
ショートから順位は落としてしまいましたが、なかなかの結果ですね
相変わらず驚異的な柔らかさとスピンの回転の速さに見入ってしまいました
グランプリファイナルに出場が決まったのは、以下の6人です
(総合成績順になってます)
(1)キム・ヨナ(中国大会優勝、ロシア大会優勝で、合計30点)
(2)浅田真央(カナダ大会優勝、フランス大会優勝で、合計30点)
(3)キミー・マイズナー(アメリカ大会優勝、フランス大会2位で、合計28点)
(4)カロリーナ・コストナー(中国大会3位、日本大会優勝で、合計26点)
(5)中野友加里(カナダ大会2位、ロシア大会2位で、合計26点)
(6)キャロライン・ザン(アメリカ大会3位、中国大会2位で、合計24点)
(安藤美姫選手は、アメリカ大会2位、日本大会4位で合計22点、総合8位でした…。)
今日はついにファイナルのフリーが放送されます結果はどうなるのか…。