先日、小田原城址公園に行った帰りに、近くの開成町で行われていた、開成町あじさいまつり、を見てきました。


小田急小田原線の開成駅で降り、シャトルバスに乗って10分ほどで会場に到着。





初めて来たのですが、思ったより広く、たくさんの観光客がいました。











また外国人も多くいて、日本の農村に欧米から来た金髪のスタイルの良い女性たちがたくさん歩いているのは、なんだか不思議な感じがしました(笑)








田畑のあぜ道に縦横に見渡すかぎり、遠くまで、紫陽花が植えられています。


近年、観光資源としての花が注目されていますが、開成町の紫陽花を植える取り組みは、昭和58年からだそうで、当時としてはかなり珍しく、非常に先見性があったと言えます。


もっとも観光産業として紫陽花を植えたのではなく、昔の田園風景を取り戻すための活動の一環で紫陽花を植え始めたのだとか。


https://www.town.kaisei.kanagawa.jp/info/19


観光客目当てでないことがスタート地点なので、ある意味お金目当てのギラギラした感じがあまりありません。

まあ、そういうところも、口コミで好感が広がった一因でしょう。


自然の原風景はそのままで人を惹きつける。


究極の観光産業は手を加えないありのままの自然なのかもしれません。


花には人を癒す力があります。


今後も日本各地で、花によって地域を盛り上げようとする活動が活発になっていくのではないでしょうか。