先日、仕事帰りに11/24にオープンしたばかりの麻布台ヒルズに行ってきました。
現時点では日本一の高さで330メートル、なかなか壮観な眺めです。
オフィスや商業施設が入る低層練の建物は都内には珍しい曲線を主体とした建築物。
未来っぽい感じがします。
地下のフロアにはチームラボの案内版を発見。来年オープンだとか。
中庭ではクリスマスに関するイベントが行われているようです。
クリスマスツリーかと思ったら奈良美智のオブジェ?でした。
エントランス天井は現代アートのようにみえます。
小川が流れていました。
高層ビルの下はショッピングモールのようになっていました。
なかなかオシャレな作りになっています。
大きな本屋さんがあり、ここで漫画を買いました。
品揃え的にはアート関係の本が充実している印象です。
33階のスカイロビーにやって来ました。
ここは無料です。
右に見えるのは六本木ヒルズ。
東京タワーが正面に見えます。夜は夜景が綺麗そうです。
平日だったためか、そんなに混雑している印象はなかったのですが、休日はかなり混みそうです。
残念なことに建築資材の高騰や建設作業員の確保が難しいらしく、まだお店の半分くらいしかまだオープンしていませんでした。
至る所まだ建設作業中であり、閑散としているのも仕方ない感じがします。
現在都内では至る所で再開発がされていて、外国人の建設作業員を見かけることも多いですが、諸外国と比べても賃金は相対的に下がり続けていて、外国人が日本で働く金銭的魅力は薄れています。
やはり経済力が落ちた背景は増税し続けた政府に原因があると思うのですが、増税路線を突っ走る財務省に逆らえない自民党ではこの先あまり明るい未来は感じられません。
話は戻りますが場所的に麻布台ヒルズは富裕層向けな印象はあり、全面的にオープンしても自分はここでは買うものはあまり無いかもしれません(笑)
森ビルが主体となって作られた麻布台ヒルズですが、六本木ヒルズ同様に街づくりは独特のものがあります。
四角四面の無味乾燥な個性を感じないビル群が多い都内の中あって、個性的な建築物を作ろうとする姿勢には自分は好感が持てます。
曲がりくねった通路の作りは坂に面した南仏の港町を彷彿させ自分的には好感がもてますが、年配層の方々には分かりづらいと若干不評のようです。
まあ、それでもこれからの東京には尖った個性的な建築物は必要です。
自分はこの場所に東京の未来の姿を見たのですが、一緒に歩いた同僚はシンガポールやドバイはもっと近未来的で凄かった、と語っていました。
もしかすると東京は規模だけ大きくて街の在り方は遅れているのでしょうか。
東京に限らず日本においては容積率など海外の大都市に比べて、街づくりや建築物に数多くの規制があり、高層ビル一つ作るのもなかなか大変なようです。
高層ビル群の隣りに小さな一戸建てがあったりとチグハグな感じが東京の魅力という人もいますが、やはり需要の高い場所に小さな家々が立ち並んでいるのは都市の力を削いでいる感じがしなくもありません。
森ビルはそういった小さな家の立ち並んでいた場所を説得して立ち退いてもらい、こういった大規模な開発を続けいるわけであり、その手法と努力には頭が下がります。
日本政府も都市の競争力を高めるためにドバイやシンガポール、サウジアラビアなどの街づくりを見習ってほしいものです。