先日、鎌倉の明月院に紫陽花を見に行ってきました。
久しぶりに晴れた日曜日、予想通り明月院はかなりの混雑。
紫陽花も満開のピークは過ぎていたとはいえ、遠目にはほぼ満開に見えます。
今回は順路も決められていて、場所によっては細い道もあり、立ち止まると後ろもつっかえるので足早に写真を撮りながら通りすぎます。
以外にも外国人はほとんど見かけませんでしが、紫陽花の時期を若干過ぎていたからでしょうか…。
その後、少し先に行った長寿院で一休み。
ここの庭園は見ていて心が落ち着きます。
長寿院横の小高い山を越える、緑に覆われた細い小道。
涼風が吹き抜けて心地よい…見た目も趣きがあります。
小町通を抜けて自転車をレンタルして海へ。
しばらく波と戯れる人々を見ながら浜辺でのんびりします。
葉山マリーナから三浦半島を一望。
陽の光が波間に反射して綺麗です。
レンタル自転車を鎌倉駅近くのコンビニに返却して帰途につきました。
小町通辺りはやはり外国人観光客も多く、コロナ前に戻りつつあるように感じます。
個人的には外国人観光客は増えてもらいたいとは思っていますが、観光立国は目指さない方が良いと思っています。
以前、渡部昇一先生が、観光だけで生きていこうとした国はみんな没落している、と仰っていました。
過去の遺産にすがりつき、それで生計を立てるようになれば、創意工夫をして物を作り生み出す精神が失われるのだとか。
いったん失われた技術力を取り戻すのはかなり大変なんだそうです。
しかし現実には日本は次第に技術力を失い始めているように感じます。
外国人観光客、特に中国からの観光客誘致に力を入れいるように感じられる岸田政権ですが、危ういものを感じます。
もし中国と台湾情勢を巡って関係が悪化した場合、どうするのでしょうか?
観光客はなにも中国だけではないので、ロシアや欧米などにももっと観光客誘致をしなければならないはずですが、中国一編なのが気がかりです。
いずれにせよ、物作りを忘れた国に未来はありません。
観光客にお金を落としてもらうのは、オマケ程度に考えておいた方が良さそうです。