川勝知事はなぜ静岡県知事に選ばれたのか？

静岡には有名な川勝知事がいます。

色々とネット上ではリニアの件で世間を騒がせていますが、こんな記事を見かけました。

深い場所を通すトンネル工事なので問題はないように思いますし、今まで色々と記事を読んだ感想としては、日本のトンネルを通す技術力はかなり高いので、地下水にほとんど影響がない形で作れると見ています。

しかし実際は静岡県民はどう思っているのでしょうか。

職場には静岡出身の方パートさんが1人います。

以前に熱海で土砂崩れがあった時に川勝知事にの評判について聞いたことがあります。

このパートさんは川勝知事のことはあまりよくは思っていなかったのですが、地元の知り合いや、その方の実家の両親は川勝知事を支持しているそうです。

その理由としては、自然破壊から静岡を守る良い人、東京に対等に物が言える頼もしい知事、だからだそうです。

リニア工事で水源が枯れる、だから反対、と言っているおばあちゃんも静岡の地元にはいる、とそのパートさんは言っていました。

リニアが開通すれば日本にとってはかなり大きな経済効果があると思われます。

しかしそれで川の水がなくなるとなれば一大事です！

政府やJR東海に一歩も引かないカッコいい知事、との理由で川勝知事を応援し続けているわけですが、果たして本当に大井川の水は減るのでしょうか？

一部の学者もトンネル掘削で水は枯れることはない、と言う人もいます。

もし地元紙がマイナスイメージばかり発信しているとしたならば、それを読めばリニアは悪者となるでしょう。

重要なのは賛成反対両方の意見をよく聞き、また知る中に真実が見えてくるものです。

川勝知事を支持する方々には自ら情報を探し、本当に水源に影響があるのか知る努力をしてほしいものです。

しかし高齢者の方々にはやはりインターネットなどを通して様々な意見の違いがあることを知ったり、科学的根拠を知る作業は難しいかもしれません。

いずれにしろ、リニア問題はよく分からない、水源問題もよく分からない、しかし政府にもの言う知事は頼もしい、的な浅はかな考えで知事を選んでもらいたくはないものです。

静岡に限らず国政においても、アンケートなどで河野太郎が次期首相になってもらいたい一位になるなど、イメージ先行で選ばれたりしていますが、雰囲気だけで政治家を選ぶのは危険だと思います。

選ぶ側が正しい知識や真実を知る努力を放棄して、環境だとか福祉など受けの良い言葉を吐く表面的な人気だけの人を選べば、その報いは必ず災いとなってやってくるでしょう。

そういえば川勝知事は毛沢東選集を読んだと語っていましたが、思想的に親近感を感じているのでしょうか？

気になるところですが、静岡県民にもこういう部分は知ってもらいたいところです。

今回のイラストはミツバチちゃんです。

静岡出身のパートさんの話によれば、親戚のイチゴハウスはミツバチたちの働きによってイチゴが実るそうです。

美味しいイチゴが食べれることに、ミツバチたちに感謝です。