コロナワクチンに対する危険性を解説した本はたくさん世に出ていますが、荒川央先生はこのコロナ禍においてはいち早く、ワクチンに対する危険性を指摘されていました。
今回、荒川先生の著者、コロナワクチンの危険性2、を読んでみたのでその感想を書いてみたいと思います。
常識とは18歳までに身につけたコレクションだ。
かつてアインシュタインはこう言ったとされますが、本書ではこの言葉が今の世界を取り巻く情勢として紹介されています。
コロナワクチンに対する危険性や問題点について語られたこの本は、ワクチン推進派から陰謀論の筆頭に挙げられる本です。
しかし果たして本当に陰謀論の一言で片付けてよいのか大いに疑問です。
著者である荒川氏は京都大学理学博士であり、現在はイタリアの分子腫瘍学研究所に所属し、分子生物学者であり免疫学者でもあります。
免疫の仕組みに精通した著者の意見は一考に値すると思います。
本書ではワクチン後遺症であるところの、自己免疫疾患や血栓ができやすくなるメカニズムを、世界で発表された様々な論文を参考に説明解説されてます。
しかし特筆すべきは、mRNAによって体内で作られたスパイクタンパクがクロイツフェルトヤコブ病、通称狂牛病を引き起こす可能性があることが示唆されている点です。
スパイクタンパクによってプリオン化したタンパク質が徐々に脳細胞を蝕む可能性。
もしその症状が現れるとしたら、数年後かもしれないし、また数十年後になると著者は予測しています。
大変恐ろしい記述ですね…。
今すぐその病状が現れるわけでなく、また現れたあとも因果関係は不明とされるでしょう。
仮に因果関係が判明しても、すでに手遅れ。
将来、地球が狂牛病みたいな人で溢れ返った世界にならないことを祈るばかりです。
その他本書ではコロナウイルスが人工的に作られた可能性が極めて高いとされる、その証拠となる遺伝子配列の説明など興味深い記載は非常に多いです。
最近はアメリカでのケビンマッカーナン博士によるワクチン品質検査で、コロナワクチン内にDNAがあることが発覚するなど、コロナワクチンに対して疑惑は膨らんでいます。
またファイザー役員がコロナウイルスの機能獲得実験を行なっていたと示唆する動画も流出し、ワクチンに対する信頼も低下しています。
著者は本書でこう述べています。
「TVや新聞で偉い先生が言っていた、政府が発表した、お医者さんが言っていた、それらを鵜呑みにする必要はありません。
上司に言われた、友達に言われた、近所の人が言っていた、それはただの意見です。
誰かの言う通りにする、を続けていくと、自分の頭で考えなくなってしまいます。」
真実とは賛成反対異なる両者の意見に耳を傾け、知り、理解し、それらの知識や情報をもとにして自分の頭で考える中に見えてくるものだと思います。
異なる考えであっても、まずは何を言っているのか理解してみよう、とすることが大切なのではないでしょうか。
コロナワクチンを接種した人にとっては恐ろしい内容の本ですが、対策を立てるにはまずは原因を知る必要があるはずです。