先日、近所の森に咲いている藤の花を見てきました。


場所は多摩丘陵の緑地保全区域の一画で周辺は人家や田畑が所々に点在する程度でほとんどは森に覆われています。


小高い丘から森を見渡すと木々の上が藤の花に覆われて、うっすらと紫色に染まっているのが分かります。






農道や林道沿いにも藤の木があります。






近くに寄るととてもよい香りがします。




藤の木はよく見ると単体で直立しているものと、大きな木に巻きついている物があるようです。






農道にはヤマツツジも植えられていて、赤い色が森の緑によく映えます。








この辺りのツツジは来月初めが見頃のようです。


東京都にしては珍しく豊かな自然が多く残る地域ですが、昔は関東平野はほとんどこのような場所だったのかもしれないと想像してしまいます。


またこの辺りはほとんどが広葉樹林で針葉樹林はほとんど見当たりません。

伐採を免れ、無意味な杉の植林をされなくて本当に良かったと思います。


自治体によっては環境保全税なるものもあるらしいので、自然保護だけではなく日本古来の森の復興に努めてほしいものです。