職場のパートさんの1人が今回のトルコシリアの大地震のニュースやワイドショーを見て、


「私、何とかしたいと思っていて、ネットで色々調べていたら詳しく伝えてくれているサイトを見つけました!」


といってツイッタースペースというものを教えてもらいました。

ツイッタースペースとは音声だけなのですが、アメリカではたくさんの人が情報発信に使っているそうで、ツイッターを使っていなくても聞くことができます。


教えてもらったツイッタースペースでは今回の地震に関してトルコがなぜ親日なのか?も詳しく語られていてかなり参考になりました。


国際情報に詳しい及川幸久さんという方が、中東情勢に詳しい石田和靖と対談し解説してくれています。


https://t.co/iwuDztsTdD


またそのパートさんが

「募金で信頼できそうなところがあったので、そこに義援金を送りました。」と話していました。


教えてもらったのはトルコ大使館が作った口座で、及川さんのツイッタースペースでも紹介されていました。



ところでそのツイッタースペースでは、なぜトルコは親日国なのか?について語られていましたが、その中で映画「海難1890」を紹介していました。


実は自分はその映画を以前に映画館で観たことがあります。


映画は前後編に分かれていて、前編はトルコのエルトゥールル号が和歌山の海岸で座礁し、地元の漁村の人々が荒波の中救助活動し、生き残ったトルコの乗組員を献身的に介抱する内容です。

後半はイランイラク戦争で空港に取り残された日本人をトルコが救出に来る話ですが、日本人が窮地に陥っていると知ったトルコ政府が戦時下で危険が伴う中、飛行士を募り救援機で向かう話です。

エルトゥールル号の恩義を今こそ返す時、と多くの飛行操縦士が名乗りをあげました。

前編後編ともに大変感動的なストーリーだったと思います。


今までこのようなことが実際あったことを、その時まではほとんど知らず、多くの日本人に知ってもらいたいと思ったのを覚えていますが、トルコの人々は教科書でエルトゥールル号座礁事件を学ぶらしく、ほとんどの国民がこの歴史的事実を通じて親日になるそうです。


教科書の力は良くも悪くも影響力は大きいと感じます。


映画後半では日本政府の情けない対応がリアルに描かれていて、危機に弱い日本政府を改めて認識させられました。

おそらくは今もその姿勢は変わってはいません。


前例がない、法律違反である、責任が取れない、…

政治家や官僚は言い訳ばかりですが、今もまた同じことが海外で起きないとはいえません。


国民の生命財産を本当に守る気があるのか、政治家に自問自答してもらいたいものです。


今回の地震は過去に恩義を受けたトルコに対して恩を返す機会だと思います。

まずはこの機会に両国の歴史を学び、友好をより深めること大切だと思います。


情けは人の為ならず、です。


相手にしてあげた親切は必ず将来自分を助けることに繋がるはずです。


今回描いたイラストは、梅の香り、です。

咲き始めた近所の梅をモデルに描いてみました。