元日に江ノ島神社に初詣に行って来ました。

 

ここ数年は元日の午前中も結構空いていたので、今回も比較的余裕かと思いましたが、まさかの大混雑。

もうコロナ禍も完全に終わった感じです。


今回は職場に時々仕事の応援に来てくれる中国人留学生と一緒に行くことになったのですが、やはり彼もかなりの混雑に驚いていました。


彼は日本のアニメが好きで、アニメによく出てくる神社に初詣に行く、というシーンに興味があったらしく、色々と質問しながら興奮気味でした。


質問の一つに、日本人は無宗教と聞いていたけど、なぜ元旦に初詣するのか?というものがありました。

この質問に答えられる人はなかなかいないのではないでしょうか?


イベントだから、とか行事だから、とかみんな行くから、みたいな感じでしょうか。

海外から見たらメッカ巡礼みたいに見えると、彼は言っていて、紛れもなく宗教行事に見えるようです。

お賽銭入れて祈る姿は、どう見ても宗教であり、また神様を信じているようにも見えます。

 

戦後、宗教は良くないもの、という雰囲気に支配された日本ですが、底流では宗教心や信仰心が日本民族にまだ消えずに残っているのかもしれません。

そういえば、日本のアニメには神様がやたら出てくる気がします。

神だけでなく、妖精、異世界、妖怪、鬼…さらには宇宙人…こういったものを否定したら日本のアニメや漫画は成り立たないとすら思えますが、精神世界やスピリチュアルなもの、と日本のサブカルチャーは親和性がありそうです。


そういえば日本アニメ好きの中国人留学生も、神社の雰囲気が好き、と言っていました。


帰りは、島の反対側の岩場から出ている船に乗って橋のふもとまで戻りましたが、最初から船に乗れば、参拝客の列に並ばずに江ノ島山頂まで行けたと思いました。

江ノ島の神社は幾つかあるので、山頂近くの神社だけ参拝したい方は、船で江ノ島の岩場に行ってから登るのをおすすめします。