先日、12/4のことですが、サンリオピューロランドの無料開放日だったので、仕事帰りにちょっと足を伸ばして行ってきました。
最寄の駅から15分、小田急多摩センター駅に到着。
ピューロランドに向かう道はすでに多くの人でごったがえしています。
多くは家族連れかカップル、女子高生・・・少しだけ男子高校生のグループもいます・・・。
男一人で向かっているのは自分くらい。
限りなくアウェー感が感じられます(笑)
平静を装いながらそっと入場・・・ある場所を目指します。
目的地、シルエットアートのコーナーに到着。
ここは日本ではでも数少ない横顔の切り絵を作ってくれる所です。
子供達が並んでいる列が途切れた瞬間を見計らって早速作ってもらいます(笑)
椅子に座り正面を向くのですが、その間スタッフさんが間違いさがしのイラストを正面に掲げ、ゲームを一緒ににしてくれます。
これは視線を一定に保ち、頭部をなるべく動かないようにして切り絵アーティストが仕事をしやすくするためのもの。
横にいるアメリカ人の切り絵アーティストが素早く紙の上のハサミをすべらせます、その間約3~5分。
切り絵アーティストのガスさん。
この世界では有名な方で、かつては東京ディズニーランドでも切り絵をしていたんだとか。
あっという間に完成。自分の横顔を見たことがないので不思議な感じがします。
オプションでサンリオの好きなキャラクターを選んで付けることができるのですが、自分はキティちゃんを一緒につけてもらいました。
キティちゃん以外にもたくさんのキャラクターがいますが、やはりキティちゃんが一番人気のようです。
ガスさん以外の女性スタッフも数人いましたが、みなさん切り絵をできるらしく、ウサギやゾウなどの小さな切り絵を作って通行人に配っていました。
日本ではまだまだ珍しい横顔の切り絵。
しかし欧米では多くの横顔の切り絵アーティストが活躍しているそうです。
小さな子供や、キャラクターと向かい合わせに作ってもらいたい人には嬉しい商品だと感じました。
ところでサンリオピューロランドは今年、25周年だそうです。
外国人観光客も増えピューロランドは黒字化し、サンリオ自体も業績好調のようにも見えますが、経済新聞等によるとサンリオは海外でのライセンス収入が少し減少しているとか・・・。
サービス業やエンタメ業界は常に新しい商品やサービスが求められます。
キティちゃんに依存するサンリオはこれからどうなるのでしょうか・・・少し気になるところです。
ところでその日の帰りに映画 I LOVE スヌーピーを見てきました。
館内は家族連れや子供達で埋め尽くされていましたが、スヌーピーの人気は今なお健在です。
スヌーピーの人気はどこからくるんでしょうか。
可愛いだけのキャラクターは毎年たくさん生み出されますが、瞬く間に消えていきます。
背後にあるストーリーや背景設定も重要ですが、それ以上にキャラクターに込められた思いが大切なのではないでしょうか。
癒し、安らぎ、愛情、寄り添う気持ち、人もキャラクターも支持される理由は同じのようです。