先日、神宮外苑に新しくオープンしたシェイクシャックに行ってきました。



冷たい雨が降りしきる平日の夜、お店の前に到着。





11/13のオープン初日には3時間の長蛇の列ができ、平日でも30分ぐらい待つそうですが、、この日は天候が良くなかった為か並ばずに入ることができました。


ニューヨーク発祥のこのお店、アメリカではマックキラーと呼ばれているそうですが、一度ここで食べたらもうマクドナルドには行けなくなる・・・
本当かどうか分かりませんが、そんな名前がつけられるほどアメリカでは人気なのだそうです。



かなりのボリューム。





特にポテトが柔らかくて美味しい。

マックのあのカリッとした触感とは違い、どちらかというとレストランで出される食材に似ています。
一番安いセットメニューを選んだのですが、これでも1700円ぐらいしました。


そうとう良い食材を選んで作ったのだろうと思いますが、人気と美味しさの秘密はそこにあるようです。


かなり高めの値段の設定なので限られた場所にしか出店できないと思われますが、それでも日本でどこまで人気が出るか気になるところです。




高くても売れる。


マクドナルドの不振を尻目に、高めの値段のハンバーガーチェーン店が増えていますが、安ければ売れる、の時代は終わりつつあるのではと感じます。


世界的な健康志向の高まりとともに、どんな食材を使っているかに気を遣う消費者が増えている。

それが少々高くても信頼できる所から仕入れているお店で買う、または食べる、に繋がっているのだと思います。



また消費者は飽きやすく、常に新しい物を探しています。


日本のマクドナルドが不振に陥った理由として自分は、新しいメニューを作らなかったこと、その国に合わせたハンバーガーを開発しなかったこと、が原因ではないかと考えています。


報道では現場のスタッフから本部に、再三新しい定番メニューの開発を訴えていたようですが、聞き入れられなかったようです。


また食材を出来るだけ安く手に入れようするあまり、信頼性が欠ける国や会社から仕入れて安全性を犠牲するという教訓を世界の与えました。




時代に合わせて人々の思考も考え方も変化する。


一度、成功パターンを作ってしまえばこれが永遠に続く、とマクドナルドは考えたのでしょうか・・。



仏教では、すべては移ろいやすく儚いものであり、常なるものなない。

変化こそが変わらない真実であると説かれています。


そういう意味では今流行りの高級バーガーとて、やがて別の何かにとって代わられる日が来るのかもしれません。