今日は東京デザインウィーク2015を見てきました。
毎年この時期に神宮外苑などで開催されているこのイベントですが、今回で30回。
美術系や工業系の学校、クリエイター、企業、地方自治体などが参加して、様々なテーマにそって製品や作品を発表したり、体験イベントを催したりしています。
1日あってもなかなか見きれないほど多くのコーナーやエリアがあるのですが、個人的に気になった所を紹介します。
朝から快晴の神宮外苑。
もう少ししたらイチョウ並木も黄色く色づきます。
会場入り口。
今日は最終日、多くの人が会場内に見えます。
学生や外国人、クリエイター?らしき人やクリーマの作家の出展エリアもあるためか中高年の女性も多く見かけます。
中央の広場には子供達向けに体験型のイベントスペースがあり、こちらも家族連れで賑わっています。
会場内のテントの中の様子。
これはリビングファームという会社のコーナーに置いてあった家庭用水耕栽培装置。
今やスーパーでも植物工場の野菜は珍しくありませんが、自宅のキッチンやリビングでも野菜が収穫できる時代が来つつあるようです。
これは東京電機大学が作った、臨場感溢れる音響空間を再現する機器。
大自然の音やオーケストラ、電車の音などが体験できます。
自分も中に入ってみたのですが、360度あらゆる方向から音が聞こえてきて、まるでその場にいるような感覚でした。
オートデスクという会社のコーナーに展示してあった自転車。
チタンの部分は3Dプリンターで成形されています。
パソコンの画面で作ってしまえば、それがそのまま3Dプリンターから製品として出てくる。
手先の器用さは物作りに関係ない。
物作り大国日本にとってはある意味恐ろしい技術です。
身振り手振りを認識して、光る棒がしなって動いています。
これは何かのイベントに使えそうです。
呼びかけに応じて話すロボット。
マツコロイドを作った所が製作したものだそうですが、表情がリアルに動いてちょっと不気味です(笑)
ロットリングのコーナー
高価なペンで思う存分試し書きができます。
他にも様々な会社の最新の商品を実際に体験することが出来るのですが、そんな所がこのデザイナーズウィークの魅力とも言えます。
クリエイティブな仕事に就いている人には必ずやここで新しい発見があるはずです。
景気がなかなか上向かないと言われていますが、新しい産業やサービス、今までになかった商品が次々と生まれなければ経済は活性化しない。
そういう意味でアイディアは重要です。
これからは大企業よりもベンチャーが、それも起業家精神を持った人と創造性に富んだ人が組んだベンチャー企業が主流になる。
そんな時代が近づいているように感じます。